施設ほか

そのお返し、エシカルに代えませんか?

さて、世の男性陣は、来週の金曜日に向けて
ホワイトデーのお返しを探しに明け暮れているに違いないでしょう。
(もらえなかった男性陣、まあ、来年もあるからさ)

バレンタインデーに続き、今回はお困りの男性陣の皆様に、
エシカルなお返しのご提案をします!
※エシカル(ethical)は、倫理的という意味ですが、ここでは広く環境保全や社会貢献という意味で捉えています。


■アフリカの花屋

“アフリカに雇用を増やすこと”を目標に置かれて、アフリカの素敵なバラを取り寄せていらっしゃる「アフリカの花屋」さん。
こちらを運営しているのは、はぎうだめぐみさん。
彼女の想いは、是非、こちらを読んでみて下さい。

以下、一部引用させて頂きます。
「私たち日本人がアフリカ産のお花を買うことで、 アフリカの生産者の雇用が増えます。

そうすれば、親が生活費を稼ぐことができるので、 子ども達は学校に通うことができます。

日本にはない『アフリカの力強い美しさ』をもった花 アフリカにはない日本の経済的な豊かさ

この価値の交換を「継続的に」実現することが私の最終目標です☆」

アフリカのバラは、色が非常に鮮やか、またボリューム感がある
http://www.africa-flower.com/aboutus.aspxより



■ファーメンステーション

何度もこのブログでもご紹介している、お米から石鹸やエタノール、飼料をつくりだして、
地域で循環させるプロジェクトをされている会社です。

石鹸「奥州サボン」に入っている麹や酵母には、肌がしっとりする成分が含まれていて、
ヒアルロン酸保持効果、抗酸化作用、抗老化作用が含まれていることが分かったそうです。
(ちなみに、GEOCのある女性スタッフも愛用者です)

また、消臭スプレー「コメッシュ」は、国産の植物由来エタノールを含んでいる、日本初の商品です。

購入すればするほど、岩手県奥州市の農家の収入にもつながるし、日本三大散居に数えられる、
美しい胆沢平野の景色を守ることにもつながります。

詰め合わせギフトセット(リッチ)
http://shop.fermenstation.jp/?pid=71765602より



■HASUNA

エシカルジュエリーと言えば、HASUNA
フェアトレード素材を使用したジュエリーの製作・販売をしています。

ジュエリーでフェアトレードと聞くと「?」が思い浮かぶかもしれません。
ジュエリーに使われる鉱石は、紛争や搾取の結果得られることも多いそうです。
そこで、そのような原石を使わないことや、金・プラチナをリサイクルして使ったり、
フェアトレードで仕入れた素材を使用して商品を制作されています。

エシカルジュエリーといえば、HASUNA。



いかがでしたでしょうか?気になるものはありましたか?

スイーツなどの食料品で探してみても、最近は、非常に多く、環境にも人権、労働にも配慮された商品が多いです。
(例えば、国内であれば、授産施設の商品を取り扱う、美味しい社会貢献があります。獺祭パウンドケーキが人気!)

今回紹介したものだけに限らず、様々な商品で、
エシカルと呼ばれるものが増えてきています。
是非、ホワイトデーのお返しをエシカルに代えてみて下さいね♪


Takayuki Ishimoto

まちづくり参加者から当事者へ。あなたの「フレッシュな問い」は何ですか?

先日、「自分ゴトのまちづくりの未来 ~まちづくり×フューチャーセッション~」に参加してきました。

「フューチャーセッション」という聞きなれないこの言葉。

「最適解のない複雑な問題を解決するために、 企業・行政・NPOなどのセクターの壁、
組織内の部署の壁、専門分野の壁など、 立場の違いを超えた対話により、
協調アクションを生み出す場」


として、日本でも数年前から広がってきています。

実は、GEOCでも、2年前のフューチャーセンター・ウィークの際から開催に協力してきています。


■「まちづくり参加者」から「まちづくり当事者」に

今回のセッションでは、「まちづくり」をテーマとして、多様な参加者が集まりました。

先ずは、フューチャーセッションとは何なのか、セッションを繰り返してきた結果、
どういうことが見えてきたのかをシェアしてもらいました。

話の中で印象的だったのは、「まちづくり参加者」から「まちづくり当事者」になりましょう、という言葉でした。

ここでの「当事者」という意味は、自分から能動的にまちにポジティブな変化を起こす行動をする、
という意味合いで語られています。

まちづくりの活動にただ「参加」するだけでなく、自ら変化を起こす渦をつくりだす。
巻き起こってきた流れに対して、巻き込まれて(参加者になる)、
さらに、自分が実現したいことを巻き起こしていく(当事者になる)。

自分がまちの主役になる、という解釈でもよいかもしれません。

この話の後、「私はどういう未公認のまちづくり当事者になりたいか」という、投げかけをもらい、
参加者が各々、語り合いました。


■不確実性の低い未来と高い未来

まちづくりに限りませんが、何か社会的な問題にぶち当たった時、
未来はどういう状態になってほしいか、ビジョンを描きます。

未来の描き方には、2つの方法があります。

1つが「フォアキャスティング」、
もう1つが「バックキャスティング」です。

「フォアキャスティング」は、いまの延長線上で積み上げて考えていく方法です。
つまり、自明である現在と過去の事実から未来を描くという、
どちらかというと、不確実性が低い未来を描くには適した方法です。

一方、「バックキャスティング」は、ありたい未来像を描き出し、
そこに到達してくために、現在から逆算してギャップを埋めていく方法です。
こちらは、不確実性が高い未来を描くには適した方法です。

まちづくりも含めて、社会問題と位置づけられる複雑な問題は、
「単純な問題」「煩雑な問題」「複雑な問題」の3つに分かれると考えられています。

このうち、「単純な問題」「煩雑な問題」は、難しいが、必ず解けるとされます。
つまり、「フォアキャスティング」と親和性が高い問題です。

「複雑な問題」は、矛盾やトレードオフ関係があり、考え方の転換や構造の変化などを
起こさないと解決できないとされており、「バックキャスティング」が向いています。


■私の「フレッシュな問い」はなんだろう

未来像を描くために大切なことは、「問い」を持つことです。
「問い」とは、みんなを未来志向にさせる、ワクワクさせるものです。

例えば、「公害地域はいまも疲弊している。語り部も高齢になっており、次世代に伝えられない」
という問題があったとします。

これをワクワクさせる問いに変えると、
「公害地域を光街(こうがい・ひかるまち)にするには?」
「途上国に股を駆ける次世代の語り部を育てるには?」
と、一瞬、荒唐無稽に思いますが、言葉を反転させて、視野を広げてみることで、
ワクワクしてきませんか?

フューチャーセッションを開くとき、ファシリテーターまた当事者は、
まちに対する不満や不安を「フレッシュな問い」として、場に提示することが大切。
という話が今回されました。

この「フレッシュな問い」から始まり、対話の場を用意し、新しい関係性をつくり
協働アクションにつなげて、社会的インパクトを生み出していく、
これらの一連の流れがフューチャーセッションと言えます。


ここで書いてきた内容は、実は、私たちGEOC/EPOが常日頃から仕事として
取り組んでいることと同じです。

ただ、無意識に行っていることもあり、改めて、文字に起こしたり、
人から説明を受けることで、意識的に行えるようになる気がします。



Takayuki Ishimoto

その義理チョコ、エシカルチョコに代えませんか。

“部長はどうする?” “ひとまず、課の男子は全員でしょ?”
“一人ずつ?みんなであげる?” “○さんにあげて△さんにあげないのは、まずいよね?”
“どうするー?面倒くさー”(lll´Д`)

この季節、給湯室に行くとよく聞く会話。
耳をそばだてながら、分かる、分かるー。(゚~゚o)ウンウン。

義理チョコは本来、日頃の感謝の意味を込めるわけですが、それにしても、せっかくお金をかけるのに、面倒なものになっては元も子もないっ。
・・・ということで、GEOCのスウィーツ番長、悩める女子を救うべく、どうせ買うなら、男子をダシにして、社会貢献しよう!・・・と言うと露骨なので、“その義理チョコ、エシカルチョコに代えてみませんか?”というキャンペーンを考えてみました。(* ̄∇ ̄)ノ
エシカル(ethical)は、倫理的という意味ですが、ここでは広く環境保全や社会貢献という意味で捉えています。

今回、フェアトレードレインフォレストアライアンス(RA)、アグロフォレストリ(森林農法)等の認証取得を参考に、かつ、普通のショップに出回っている製品で、100g500程度以内の廉価品。できれば、パートナーシップによるものを独断と偏見で選んでみました! ※今日、言われても困ると思うので、来年の参考までに!(笑)

日系企業を応援したいっ
森永製菓株式会社 1チョコfor1スマイルチョコレート (入手率:低 かつ期間限定)
児童労働問題に取り組んできたACEと森永製菓のパートーナーシップによるフェアトレードチョコ。DARS等、森永の主力製品の売上の一部を使って応援するチョコで、ガーナをはじめとするカカオの国の子供たちがしっかり学ぶことができるよう応援するものです。
特別月間(実は今日まで!)の今、森永チョコ1個につき1円を寄付する特別キャンペーンを展開中。
☆GEOCのパートナーシップ事例でも取り上げています。
社会貢献からCSR調達へ ~児童労働のないチョコレートに向けて~

株式会社明治 アグロフォレストリーチョコレート(入手率:都内ほぼ不可能)
昨年のエコプロダクツ大賞の環境大臣賞を受賞しています。
明治では、アグロフォレストリーチョコの生産にあたって、ブラジルのトメアスー農協とカカオ豆の購入に関する契約。日経ブラジル人が中心に取り組んでいるアグロフォレストリー農法を持続的に応援し、アマゾンの生物多様性や森林再生に貢献しています。
なお、アグロフォレストリー農法によるチョコを20%前後使用した”チョコレート効果”なら、スーパー等でごく普通に手に入ります。

・・・と潤風満帆に調査ができているように見えて、実は・・・。
この企画、上記、明治のパートナーシップ事例の記事執筆をお手伝いをしたことをきっかけに、思いついたのですが、買い物ついでにお菓子コーナーでも見れば、1ヶ月もあれば見つかるでしょーとタカをくくっていたところ、2-3週間経っても、見つからないっ!行を煮やして、各お客様相談室に電話したところ、あまり出回っていない、とのこと。結局、忘れた頃に、たまたま入ったデパートの靴売り場前にある特設スペースに山積みしているのを発見とか、両方共、奇跡的に、見つかりましたが・・・。

エコプロで環境大臣賞取ったのに、市中に出回っていないってどういうこと!?( ̄へ ̄|||)
環境業界の中だけで盛り上がっている、この温度差にはちょっと違和感。

見つからなければ企画倒れになると思い、保険として、外資系商品にも目を向けていました!
以下、最初の2商品は、よく見かけるブランドで、どこがエシカルなの?というところですが、オーガニック、フェアトレード・・と宣言していないものの、チョコに隠れた企業努力と今後の取り組みに期待して敢えて、ノミネート。

外資系メーカーならこちら
ハーシー/The Hershey

キスチョコで有名なハーシーズですが、ついに”チョコレートで有名なハーシーが 2014年末までに100%追跡可能なパーム油を使うことをコミットした” そうです。
(ボルネオ保全トラストジャパンのFBより)

さらに、米ホームページには2020年までに100%、第三者機関に認証されたカカオを使用することも宣言しています。持続可能なチョコ生産のロードマップを描いていたとは、シンプルなパッケージからは想像つきませんでした。

リッタースポーツ/RITTER SPORT
こちらの会社、チェルノブイリ事故時に栽培していたヘーゼルナッツが汚染され、チョコ製造に支障をきたした経験から、エネルギーに目を向け、既存の大手電力会社から送電線を買い取るための支援をしたり、太陽熱温水器製造会社を設立したとか。本業のチョコも、小規模ココア農園で熱帯雨林を守る農法を実践していて、こうした環境に対する数々の貢献が認められて、オーナーのリッター氏はWWFと雑誌「キャピタル」からエコマネージャー賞に選出されるほど、何ともエコレートな会社。いつも見かけるチョコでしたが、実はツワモノの会社だったんですね。

ASDA
英・ウォールマート系の小売スーパーのASDAオリジナルチョコ。日本では同系列のスーパー西友で入手可能。RA認証がついているので、ピックアップしてみましたが、調べると、専門家の評価は低く、Ethical Shopping guideでは、最下位に。理由まで調べてる時間はありませんでしたが。どーしましょ。

ALTER ECO
ちょっと高級なスーパーや有名な輸入雑貨店で取り扱っていますが、オーガニック&フェアトレードは高いというイメージの中、そこそこ健闘している商品。こちら、カーボンオフセット、FSC、フェアトレード、有機農産品etc・・・これでもかというエシカルな認証が表記されまくり。他にも、小規模農業ですよ、遺伝子組み換えでないですよとか、盛もりなPRをしているので、評価してあげたいチョコなんですが、日本語には翻訳されていないんですよね。味で勝負なのかもしれませんが。

企画を終えて・・・
あくまで印象なので、きちんと調べれば、違う議論があるのかもしれませんが、と断った上での話なのですが、今回、日本企業の努力をみんなに知ってほしい、応援したいと思って企画を作りましたが、販売期間/場所限定なため、先に述べたように、肝心なモノが見つからないっ!
・・・で、ハタと気づきました。企業さんはこうしたチョコが売れることよりも、チョコを通じて、企業が社会的な責任を果たしているんだというイメージこそ売りたいのではないかと。なので、そうした取り組みをしていることを紹介してあげることのほうが企業には意味があるのだと思いました。気づくの遅すぎた・・・。

こうして、認証制度やエシカル商品を導入するのを日本企業がCSR的に捉える一方で、欧米メーカーはそれとは対照的に、ハーシーの2014年目標に見るように、持続可能な取引をしないと本業が危ぶまれるということやNGOの監視が厳しいこともあり、まさにリスク管理の一環で、CSRの域を超えているという感じ。。
会社全体で取り組んでいることが分かれば、特定商品を買わずとも、市場に出回っているどの商品を買っても、その会社を応援できることになりますよね、きっと。

今となっては事情が分かりましたが、日系のCSRチョコ探しで労力を使ってしまった(; ̄д ̄)ハァ↓↓
冷静に考えれば、義理チョコごときで、努力して探すものも、ヘンな話。これでは、コスモス青山(←EPOビル)のステキ女子に採用してもらえない。ダメじゃんっ・・・。この企画。

まとめの一句

“義理チョコが 本命チョコより 入手難”(では困るんだけど)字余り。・・・( ̄人 ̄; 合掌。

s.shirai

お客様 from Umouプロジェクト/河田フェザー株式会社

昨日は、「Umouプロジェクト」を進めていらっしゃる、
河田フェザー株式会社の黒田様が来館されました。

「Umouプロジェクト」とは、羽毛加工業の国内最大手の河田フェザーや三重県共同募金会、
明和町社会福祉協議会等が協働で行う、地域貢献型の羽毛リサイクル活動のことです。

羽毛はリサイクルが可能な資源です。しかし、そのことはあまり知られておらず、
ごみとして出されている現状があります。(燃やされて二酸化炭素排出にもつながります)
世界的にも供給量が減少している現状があり、
リサイクルが進まなければ、数十年後には、私たちの手に羽毛製品が届かない恐れもあります。

そうした背景から、リサイクルを進めながら、さらに、地域にも貢献できる仕組みとして、
この「Umouプロジェクト」は取り組まれています。

いまはまだ三重県内中心ですが、今後、日本全国に広げていきたい、
という想いを持っていらっしゃいます。

みなさんも、羽毛の資源循環、さらに地域貢献の輪を広げてみませんか?

「UMOUプロジェクト」の黒田さん(写真右)




Takayuki Ishimoto

お客様 from 淡海ネットワークセンター

本日は、滋賀県から「淡海ネットワークセンター」の膽吹さんがいらっしゃいました。

「淡海ネットワークセンター」は滋賀県広域の中間支援センターで、
「おうみ未来塾」という地域プロデューサーを養成する講座を10年以上続けていて、
滋賀県の地域活性化を担うリーダー育成などを行っています。

今日は、明日から開催されるファンドレイジングのイベントに出席されるとのことで、
GEOCにもお立ち寄りいただきました。

県域また市、町での中間支援組織の役割の違いや、
滋賀県では、NPOの他にも、住民主体のまちづくり協議会の動きも目立ってきたなど、
地域ならではの特徴などを伺いました。

実は、膽吹さんは、私の大学時代の後輩なのですが、、、
とても20代に見えない貫禄がありますね(笑)

淡海ネットワークセンターの膽吹さん



takayuki Ishimoto

ESDクッキングスタジオに行ってみた!?

こんにちは☆
昨日はESDクッキングスタジオに行ってきました~♪ 
料理教室は初めてだから楽しみぃ~♥

・・・ではなくて。。。(^▽^;) 今回行ってきたのはESD環境教育プログラムの神奈川県の普及事業である”ESDのつくり方ワークショップ”。ESDを料理に例えたちょっと風変わりなワークショップでしたのでちょっぴりシェアしますね☆

今回の特別レッスンのために、岡山からベテランの板長※1がいらっしゃるとのこと。

さて、どんな包丁さばきと、オリジナルレシピを披露してくれるのか・・・。
楽しみにしつつも、一体、どんな素材を使うのか、どんな料理を作るのか(和食?中華?フレンチ?それともイタリアン?)事前情報がなかったので、いきなり、〇〇の△△風~ホニャララソース添え~とか、難易度高いものや、普段、料理できない高尚なレシピを教えられても作れない(実践できない)しー、プロ用包丁の技を教えられても使いこなせないしー。茶わん蒸し程度でいいのだけど~。と思ってドキドキしていたところですが、

板長『大丈夫ですよ。ESDは、強いて言えば、調味料みたいなもの。普段、お料理しているものにスパイスを利かせることで、いつもより美味しくなりますよ。ですから、今日作る料理も、いつもの食べ物、誰でも作れるものしか紹介しませんよ。』

なるほど、調味料を効かせてESD化しようってことですね。( ̄▽ ̄)ホッ 

主催者で神奈川のESD地域事務局のM先生、”料理って、比喩ですからねっ!”と念押しされてていたように、”料理”はあくまで例えですが、ふと料理にしたら何だろーなーと考えてみました。
(実際に料理をするものだと思った参加者もいたようですが。アララ・・・)

どこにでもある料理で、アレンジ可能、誰にもできるもの・・・。(あと、忙しくてもできるものがいーな ; ̄ー ̄A)
ESDが西語でサラダ(EnSalaDa)ということもあり、ひとまずサラダかな?

・・・ということで、料理人見習い(麻布大学の学生)さんからいただいた、板長秘伝のスパイス・調味料の使い方を載せたレシピ本”30分クッキング”を元に、調理実習で習ったことも思い出しながら、家に帰ってからESDサラダを作ってみました!

名付けて!!!ジャーン ”ESD6つの構成概念サラダ”
(美味しくなさそうな名前・・・( ̄。 ̄;)

ESDの構成概念とは、国立教育政策研究所によると、下記の6つが挙げられています。もちろん、この6つに限定されるものではありません。

●人を取り巻く環境に関する概念※2
Ⅰ多様性・・・いろいろある、Ⅱ相互性・・・関わりあっている、Ⅲ有限性・・・限りがある
●人の意思・行動に関する概念
Ⅳ公平性・・・一人一人を大切に、Ⅴ連携性・・・力を合わせ、Ⅵ責任制・・・責任を持って

因みに、どんなサラダだったかと言うと、素材に多様性(海のもの、山のもの、里のもの)があり、持続可能な漁法で獲ったお魚をちょっぴり使用(一本釣りカツオとか、MSC認証シーフードとか?)し、ドレッシングは、相互性(異なる素材同士が絡みやすい)があるものを使ってみた!
後は、買ったもの、作ったものをゴミにしないよう、責任を持って全部食べ【責任性】、買い物、盛り付けは手分けして準備し【連携性】、エラい人もそうでない人も、エビは○匹ずつ・・・とか公平に分配する【公平性】ことができれば、ESDサラダになりまーす。

サラダでも、スープでも、(日本人なら鍋?)“さしすせそ”ならぬ、この法則を守れば、ESD化されて、本当の料理もおいしくなるでしょう~?!結構、無理やりやね~。(* ̄m ̄)プッ

ぜひお試しあれ~。

裏話:今回、ESD を料理に例えて紹介していましたが、最初の企画は”ESD の解剖実習”で、白衣を着るとか、ストレッチャーが出てくるなんて話も。そちらも見てみたかったなー。

※1:岡山理科大学の岡本弥彦先生です。
※2:詳細は、『ESDの学習指導過程を構想し展開するために必要な枠組み』(国立教育政策研究所 教育課程研究センター 発行)をご覧ください。https://www.p-esd.go.jp/design/pdf/pamphlet.pdf

s.shirai

「PR感性」を鍛えて、広報力をつけよう!

8月に、新宿NPO協働推進センターのSさんが来館され、
NPO等を対象にした講座の企画について、一緒にアイデアだしを行いました。(皆さん、覚えてましたか?)
■記事:「お客様 from 新宿NPO協働推進センター」

さて、その結果生まれた企画の1つ、広報講座「広報力をつけるための「PR感性」の鍛え方」が
11・1月と無事に開催されたので、1月開催分を少しご紹介します。
(講師は、NPO法人NPOコミュニケーション支援機構の小久保様)

なお、「広報力をつけるための「PR感性」の鍛え方」は、基礎編と実践編の2回開催で、
11月開催の基礎編では、広報・PR全般についての概要説明を、
1月開催の実践編では、プレスリリースに話を絞って、作り方のポイントを紹介しました。

広報講座の一コマ



■リリースを書く人への5つの質問

まず初めに、用意された企画書を基にリリース文書を作成するワークを行いました。

しかし、ワークを始める前に、プレスリリースを知っている方が数名しかおらず、
意外にも、取材してもらう方法であるリリースが知られていないことが判明しました。

プレスリリースを書いてみよう


そこで、急遽、先ずはプレスリリースとは何なのかを解説することに。
以下の、リリースの5つの質問を基に、説明をして頂きました。

・何のためのリリースなのか?
・伝えるべき情報の優先順位は明確か?
・何がニュース価値のある情報なのか?
・いつリリースアウトするのが良いか?
・事実が明確に書かれているか?


プレスリリースは、NPOにとって、イベントなどの活動を、新聞社など各種メディアに
取材してもらうための手段の一つです。

1・2Pと限られた紙面の中で、簡潔に伝わる必要があります。
メディアには、1日当たり数百枚のリリースが届くそうです。

そうした中で、わかりやすく資料を作成することは必須。
上記の5つの質問に答えた資料になっているか、送る前に1度確認するとよいでしょう。

企業などのリリースを参考にしてみよう


また、ちょっとしたtipsとして、必ず同じヘッダーにするという方法があります。
ロゴなどの配置をいつも同じにすることで、「またあそこから来てる」というように、
認識してもらいやすくなるそうです。


■モニタリングを忘れずに

さて、プレスリリースを出して、それで終わりではいけません。
どういう風に取り上げてもらったのか、モニタリングすることが大切です。
(取材を受けた場合、記事や映像を後日頂ける場合がありますが、必ずしもそうではありません)

団体・活動の情報がメディアに出ていないか、連絡してもらえる体制づくりをするのももちろんですが、
調べるための工夫も同時に行います。

例えば、Google alertで団体名を登録しておけば、インターネット上で名前が掲載されるたびに、
メールでお知らせが届きます。
また、「TVでた蔵(TV DATA ZOO)」のような、放送されたテレビ番組をテキストに起こしてある
サイトも非常に便利です。

それと、掲載の有無だけではなく、掲載されたものを検証することもモニタリングです。
なぜ、掲載されたのか、どのような文章構成になっているのか、など細かな点ですが、
きちんと検証しておくことでプレスリリースと記事のギャップを埋められるはずです。


■あなたの価値とメディアの価値は違う

忘れてはならないのは、5つの質問でも書いてある「ニュース価値」です。

例えば、これまで任意団体だったけど、晴れてNPO法人になった、というリリースを出すとします。
しかし、いったい、これは誰のための価値なのかわかりません。

下手をすると、今までNPO法人ではなかったのか、とマイナスイメージを与えかねません。

誰にとって価値があるのかをしっかりと明確にして、自分たちにだけ価値が感じられるようなリリースは、
配信しないように気を付けましょう。


■まとめ

講座では、もっと様々なリリースを書く際のポイントが上がっていましたが、
少なくとも、5つの質問に答えられること、リリース後の結果をモニタリングすることは、最低限必要です。
その次に、メディアリレーションシップなどを考えていくように、ステップが上がっていきます。

確実に取り上げてもらう正解はないので、確実に押さえるところは押さえて、
試行錯誤、改善を続けていきましょう。



Takayuki Ishimoto

広島がイチおし~な理由 vol.2 ~Peace~

見上げると、青い空に白い雲。どこにでもある何でもない空。
ここは・・・、68年前に人類最初の原子爆弾が炸裂した青空です。

広島はやっぱりこれを忘れてはいけないでしょう・・・。

イチおし~な理由その③は、“平和の有難さを心から実感できる都市”であること。
美しい自然と都会の便利さを併せもつ広島に、原爆が投下されたのは68年前。原爆ドームをはじめ、生々しい痕跡が数多く、しかも人々の生活の範囲の中で保存され、70年近くたった今も、当時の様子をリアルに伝えています。

無言の叫び、生と死・・・そこだけ止まった時間。資料館の悲惨な展示の数々に、途中でギブアップ。どよんとした重たい空間から抜け出すと、全く違う今の日常の風景(人々の笑い声や街の賑やかさとか・・・)を目にして、悪い夢から覚めたようにホッとして、今は平和なんだよねぇ・・・と。戦争と平和、脅威と安心が隣り合わせのこの空間。通りを挟むだけで、簡単に過去と現在を行き来することができる街。初めて見ると、軽いカルチャーショックです。

数年前、インドのパキスタン国境にある小さな村の学校に行った時、そこの先生から“核保有国であるインドとパキスタンが戦争になれば、最初に巻き込まれるのは自分たち。当たり前と思っている平和は当たり前ではないことを子どもたちに知ってほしい。ぜひヒロシマのことを話して”と急遽、頼まれたことを思い出しました。その時、日本人としてヒロシマのことは常識として知っていないといけないなぁとつくづく思いました。

今も、広島が平和都市の象徴として、世界からも多くの人々の関心を引きつけているのは、人類最初の原子爆弾が落とされた場所で、核問題を考える原点だからということだけではなく、核の脅威は過去のことではなく、残念ながら、今も起きていることという皮肉な側面もあるのではないでしょうか。広島(や長崎)が語る平和ほど、説得力あるものはなく、核廃絶のその声は日本を代表する声になるのだろうと思います。

環境課題は温暖化、生物多様性・・・etc様々なテーマがありますが、どんな活動をするにも、平和であることが前提。平和記念資料館の最初の展示でも、”核の脅威は地球環境が破壊されるだけでなく、人類生存に対する脅威である”と説明していたように、核廃絶を訴えるのは、何も平和や人権団体に限ったことではないのでしょう。

資料館の最後にあったビジターブック。皆、どんなこと書いているのかと覗き込むと、思慮深いコメントもある一方で、
「ラブ&ピース!」 「平和ってサイコ~!」
・・・と、若い人のコメントなのか、戦争や原爆は昔のこと、自分とは関係のないこと、といった空気に、ちょっとした違和感。
世界を見渡せば、私たちが当たり前のように享受する平和が当たり前でない地域はたくさんあるし、この日本だって、隣国含む東アジアの緊張感が不用意に高まっている今、平和とは自動的にできるものではなく、私たち一人一人が作り上げていかなければならないという意識を持たなければならないのだと思います。

原爆ドーム (元 広島県産業奨励館)

原爆の子の像に隣接する折り鶴コーナー

平和の灯火から直線上に見るとドームが。

 

広島のお好み焼き屋さんには●●ちゃんという女性の名前がついたお店をよく見かけますが、これは、戦争や原爆で夫を亡くした女性たちが焼け野原から鉄板一つで身を立てたことに由来しているとか。いつの時代にも女性や子ども、昨今だと非正規労働者など、社会的に弱者の人々が犠牲になるということを考えると、資料館で見た言葉“あやまちは繰り返しません”は初めて見る言葉でないような気がしました。戦争に限らず、実は戦後の公害や、昨今の原発事故など、時代を超え、今も形を変えて同じような悲しみが繰り返されていることも忘れてはならないのかもしれません。
                    

今回、2回にわたって、つかの間の休日に見えた広島(市)を紹介しましたが、もっといろんな姿もあるでしょう。
広島はいろんな顔があって、特徴がつかみやすかったですが、昨今、地方に行くと、再開発の結果、高架化されたターミナルに、家電や衣料の大型量販店が軒を並べる結果、どこも同じようになってきて、その土地の特徴がつかみにくくなってきているのが残念。私が広島を訪問したちょうどその頃、戦前から続く駅前の愛友市場が再開発のため取り壊しが始まったばかり。どう生まれ変わっても、広島らしさは失われてほしくないなぁと思います。

そういえば・・・、すっかり人間観察を忘れていましたが、市内の限られた人たちにしかお会いしていない、と前置きした上で・・・。都会なので、人々は一見クールに見えますし、男性の話す広島弁に一瞬、ひるみましたが、Σヾ(゚Д゚|)ノコワッ、慣れたら大丈夫(笑)。いつの間にかそれを忘れる位、ニコニコと瀬戸内スマイルに癒されていました。気づけばこちらも自然と笑顔になるくらい・・・(≡^∇^≡)ニンマリ

お土産のレモン製品(レモンの果汁、塩、ケーキ。なぜかレモンばっかり買ってた・・・)を眺めては、広島で出会った人たちの顔が浮かび、あっ、そっか・・・!

広島のレモンには、きっと・・・、お・も・て・な・Cも入っているのかも?!

今度はゆっくり行くけんね~(^∀゜~☆)

関連ブログ:
広島がイチおし~な理由 vol.1 ~Nature &Exotic mood~

s.shirai

広島がイチおし~な理由 vol.1 ~Nature &Exotic mood~

こんにちは☆
インターンシッププログラムの取材で広島に訪れて早いもので1ヶ月、年を越さないうちに・・・。
個人的なことながら、以前、海外で出会った日本人に“広島の方ですか?”と聞かれたことがあるのですが、それ以来、縁もゆかりもなかった広島ってどんな所で人々はどんな人たちなんだろうと、気になっていたこともあり、今回の出張を機会に、ちょっと探ってみることにしました!

ちなみに、たまたま目にした新聞で、広島出身のバレリーナ、森下洋子さんが県民性を「瀬戸内で穏やかな気候のせいか、明るく、前向き。それに広島カープの応援に見られるように情熱的だし、集中してとことんやっていく」と評していました。
当たっているのか、どうか・・・。

今、広島は”おしい!県”という敢えてネガティブ調のキャンペーンを展開中みたいですが、そこは対抗し!“イチお(押)し~!”な魅力を3つ紹介していきます。

イチおし~な理由その① 都会でありながら自然に身近にアクセスできる!
水の都と知られる広島は6本もの川が市内を流れています。駅近くの猿候川、カフェやレストランが立ち並ぶ京橋川。訪れた11月末の紅葉がきれいで、そこまで激寒ではない時期は歩いていて気持ちがよかったです。気づいたのは都会を流れる川なのに、場所によっては川べりまで階段でアクセスできること。緑だけならどんな都会でも見かけますが、さすがに水辺は、人口が密集した都会では安全管理の観点からまず、ありえないっ!ちょっと降りてみよーかと思いましたが、”早まるなっ”と止められそうな気がしたので、止めておきました。( ̄▽ ̄;)

 

市のホームページを調べてみると、どうやら平成16年から始まった河川利用の特例措置により、水辺の有効利用策として、川岸にオープンカフェが実施されるようになるなど、市として、川の町としての魅力を打ち出し始めたよう。そんなワケで、川、水と街は一体となり、それが市民にとっては当たり前の感覚になっているみたいですね。

世界遺産の宮島(右上写真)も、広島市内からアクセスもよく30~40分もあれば、気軽に”上陸”可能!文化・宗教的に神聖な場所であるために、人の手が入らず原始林的様相が保たれる場所が多く、貴重な植物が生い茂り、植生も非常に豊か。そんな貴重な自然が手に届く場所にあるなんて、とっても贅沢です。

イチおし~な理由その② インターナショナルな雰囲気(特にヨーロッパ)を感じられる

広葉樹の落ち葉が舞うカフェと京橋川はセーヌ川沿いのパリみたい。宮島まで”セーヌ川クルーズ”もできます♪ ちなみに広島はパリの雰囲気漂うモントリオールと、宮島はフランス・モンサンミッシェエルと姉妹都市です。

ガレット(クレープ)の代わりにお好み焼き(昔は二つ折りのクレープ風だったみたい)を、クロワッサンの代わりにもみじ饅頭を、夜はオイスターバーへ行けば、何げにパリにいる気分を味わえます♪ 一方で、川べりにアクセスできたり、平和の道など落ち着いた通りはドイツの学園都市にも見えます。実際に、レトロな路面電車に混じって、ハノーバーから送られたというドイツの車体が走っているのを見ると、ドイツの環境都市に見誤る?!勢い。乗り合いバスの発祥の地(京都という説も)である横川駅がこれまたカワイイ。(右上)

国際都市ヒロシマだけに、海外旅行者も多く、地方都市でありながら、多くの外国人を見かけ、東京以上に英語の表示やアナウンスが標準となっているのを実感すると、日本にいながら、どこかヨーロッパにいるような感じがしました。
(無理に例えてしまってスミマセン・・・。本当にそう感じたので。)

イチおし~な理由その③は・・・続く。

s.shirai

岡山ESDツアー 後編

早朝6時・・・。ヽ(´◇`)ノ 眠い目をこすり、お魚調査のために、近くの旭川までやってきました!
イイ大人たちが、濡れるの構わず、川にずんずん入って行きます。旭川は魚種の宝庫と言われるほど、様々な淡水魚が生息しています。
葉っぱや石に隠れる小魚たちを追うことを小1時間。大豊漁!?です。ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ

注:通常、ここでは魚釣りはできません。今回はどんな魚たちがいるかを確認した後、放流しました。

一端、お宿に戻り、朝食を済ませてまず始めに向かったのが対岸の福渡地区の公民館。
岡山のESD活動の特徴は、公民館を中心とする取組が盛んであることなので、それを見にきたのが今回のツアーの一番の目的です。

注目したのは、タネピリカという建部町内のコミュニティ情報誌。住人と外から来るひとの交流マガジンです。記事の話題提供者は町のひとはもちろんのこと、町外から来た人たちも執筆しています。手に取った号には福島からの避難してきた方の記事も拝見しました。

印象としては、県外含めて町外から移住してきた多く住んでいらっしゃる感じ。
思ったのは県や市が、外から人を呼び込もうと形だけ作ろうとしても、外からやってきた人が実際に共に生活するのはお役人ではなく、そこに暮らす人々。やっぱり、地元の住人とよい関係が作られてこそ、また来てみたい、住みたいと思えるのではないかと思うのです。長く住むことを考えればとても大事な要素。そういう意味で、タネピリカは内と外をつなぐ貴重な役割を担っていると感じました。
隣接する図書館にもESDの視点から見て推薦できる本のコーナーまで作られていましたよ。

公民館の玄関には福渡の小学生が作った地域マップが飾られていて、商店街にある地域のいろんなお店にインタビューした様子が紹介されていました。

・(銀行)おかねをあんな小さいところでたくさんあずかっているのがすごい。
・(旅館)一かい泊まるのに5500円いる。
・(スナック)曲はなんまん曲もある(←夜のお店にまで・・・笑)

子どもらしい素直な反応に、スタッフ一同、微笑ましく拝見させて頂きました~。

その後、中国自然歩道に位置する、三樹山(南方系と北方系の樹木が同居し、原始的な植生に近い)の麓にある志呂神社、現存する日本一の農業用井堰の「一の口井堰」を見学し、お昼をはさんで、福渡地区の街を散策してみます。

ガイドさんは、前日の交流会にお越しいただいた方。ハンドマイク片手に、自分の小さな頃の街の様子を伝えながら、案内してくれました。とにかく、シニアが元気!!!一つ気になるとすれば、元気なシニア♂は見かけるのですが、女性たちを見かけることがなく・・・控えめなのでしょうか・・・。

商店街を歩いていてすぐ気付くのは、多角経営?のお店たち。玩具、釣具、文具、手芸用品、お菓子、食品・・・結局何でもやん!というコンビニみたいなお店が目に付きました。お好み焼きと靴屋とか不思議な組み合わせも。(お好み焼き食べると靴を新調したくなるのかな?)岡山市内中心部からわざわざ来る人もいる有名なレストランもありました。

ツアー最後にはESDに取り組んでいるユネスコスクールの竹枝小学校にも訪問しました。
赤い屋根と太陽光パネル、シンボルのヤギさんが目印のかわいい学校で、ユネスコスクールにも登録されています。ここでは過疎化、高齢化が深刻で、地域の存続が学校にかかっている・・・という切実な問題がありますが、聞けば、教師一人当たりの子どもが3人弱(全国平均約18人、OECD平均約16人)と、子どもに手厚くケアできる環境になっています。見るからに、子どもが育つのによい環境という印象。

最後は近くの小川でまったり。( ̄。 ̄)ボ~~ッ

たった2日間でしたが、ここに載りきれない色々な経験をさせていただきました。地域も学校も、もちろん公民館もお互いがお互いを必要としている、元々住んでいる人も外から来たひとも、”おらが町””おらが学校”という意識を強く持っている、そんな印象を受け、SDの肝を見させていただいたような気がしました。

開催に尽力いただいたEPOちゅうごくのみなさま、現地のみなさまお世話になりました!有難うございました~。


余談: 駅前の観光案内所でもらった桃太郎物語、今になって読んでみましたが、意外にも感動的なストーリー。(。´Д⊂)

おに”君も、大切なものを守ろうとする気持ちは同じだったではないか。違う形で出会っていたら私たちは友達になれただろう

おに、実はいい奴・・・。桃太郎=善、鬼=悪と決めつけない考えさせるストーリー。ESD的に考えるなら、桃太郎はぜひこちらを~!
s.shirai