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【開催報告】GEOC森里川海トークセッション 第2回 「今こそ 食べる を見直そう!おいしくて、人にも地球にもやさしい食」 2020年9月17日

開催概要

日 時 2020年9月9日(水) 19:00-20:30
会 場 zoomウェビナーとyoutubeにてオンライン開催
主 催 環境省、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
協 力 らんどね空と海、ユナイテッドピープル株式会社

「今こそ 食べる を見直そう!おいしくて、人にも地球にもやさしい食」というテーマのもと、あらためて自然と共生する持続可能な暮らしのあり方に注目し、私達にとって身近な「食」をテーマにトークセッションを開催しました。

当日は、企業やNPO・NGO、学生の皆さんなど、70名ほどの方々にご参加頂きました。


開催内容

★こちらのyoutube動画をぜひご覧ください。

●session 1 つなげよう、支えよう森里川海 アンバサダー 藤田 承紀氏 ご講演

家庭の食をより良くしたい、とダンスのインストラクターから菜園料理家に転身された藤田さん。キャラクターアーティストのタロアウトさんと手がけるフード&デザインユニットLUNNY’S VEGGIEでは、シェフたちがつくる様々な料理をお弁当箱につめて味わう、ゴミを出さないVEGETABLE BENTOなど、「人や環境に良い」ということをデザインによって楽しく伝えるイベントを展開されているそうです。

また、オープンした福祉施設のレストラン「らんどね空と海」では、エプロンは柿渋染めで、汚れたら染め直したり、割れてしまったお皿は金継ぎで美しく甦らせたり、コーヒー搾りかすで床を磨いたり、営業は週3回のみ、など素敵な工夫があふれています。関わる全ての人が幸せになるような食福連携レストランの形についてご紹介頂きました。

 

●session2 ユナイテッドピープル株式会社 代表 関根健次氏 ご講演

まず、映画『グリーン・ライ エコの嘘』を通して持続可能になっていない食の裏側についてお話頂きました。私達が口にするチョコレートやポテトチップス、口紅など様々な商品に実は「植物性油」として使われているパーム油。その最大の生産地、インドネシアで起きていることをご紹介頂きました。

また、「自分の食べる分ぐらいは自分で作る」、「極力ローカルな食べ物を選ぶ」、「必要な量を生産し、買い、食す」ことで持続可能な食のライフスタイルが実現できるのでは、と具体的なポイントもご紹介頂きました。

 

●パネルディスカッション 藤田 承紀氏×関根健次氏×GEOC 星野智子(司会)

藤田氏から関根氏へ「映画もったいないキッチンを見るには」「実は食べられる意外な食材は」「都心部にいながら自然に目を向けられるきっかけ」についてご質問がありました。

また、関根氏から藤田氏へ「週3回でレストランの営業・生活が成り立つための工夫」についてご質問がありました。

 

●視聴者からの質問タイム

視聴者の皆さまから、「行動する際のご自身のモチベーションは?」「企業の商品の持続可能性を調査し改善を促すような職につくためには、どんなことを勉強すると良いか」「食品ロスやサステナブルに配慮したような飲食店や購入場所の探し方は?」等、たくさんの質問を頂き、藤田氏と関根氏からコメントを頂きました。