【海外事例63<書籍>】全体を見る 統合的で理解しやすい方法でSDGsを実施する 2016年11月26日

17の持続可能な開発目標(SDGs)と169のターゲットの間には、多くのインターリンケージ(相互連携)がみられる。

ステークホルダー・フォーラムとバイオリージョナル、ニューキャッスル大学は、目標12「持続可能な消費と生産(SCP)」の詳細な分析を通して、先進国でのSDGs実施の意義を研究するチームを結成。この研究報告書は2つの節「インターリンケージ」と「EUにおけるSCP」から成り、それらは直接関係していないが共に、統合された政策決定を通したSDGs実施方法の理解をサポートすることを解説している。

また「インターリンケージ」では、意欲向上と理解しやすさを目指した新しい政策の開発方法を提示。「EUにおけるSCP」では、SCPに関する既存のEUの政策を研究し議論している。

書籍情報

書籍名; 全体を見る 統合的で理解しやすい方法でSDGsを実施する
(原題 SEEING THE WHOLE Implementing the SDGs in an Integrated and Coherent Way)
発行元; Stakeholder Forum
発行年; 2015年
著 者; Anna Coopman, Derek Osborn, Farooq Ullah, Emily Auckland, Dr Graham Long
テーマ; POST2015/SDGs


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