[国内事例85] 森は海の恋人 水産資源と海の生態系の復興へ 2012年3月30日

概要

 「自然の『環』から、人の『和』を育てよう!」をキャッチフレーズに、気仙沼を中心に、環境教育・森づくり・自然環境保全の3分野で活動。牡蠣の 育つ豊かな海を守るためには、海に流れ込む川、そしてその上流の森林の環境保全が必要であるとして、大川上流部への植樹活動などを行っている。

 東日本大震災発生後は、海の生態系への影響をモニタリングしつつ、地域住民、漁師、研究者ボランティア、市民団体や若い世代らとつながりながら牡 蠣養殖を再開するとともに、震災後の自然環境を活かした防潮堤を不要とするまちづくりを展開している。

 震災後、同NPOを営む畠山氏の経営する有限会社水山養殖場は「復興オーナーズ&サポーターズ制度」を設立。こういった動きは、復興支援活動の広 がりに影響を与えている。
 同NPO代表畠山重篤氏は2011年に「UNFF フォレストヒーロー」を受賞した。

パートナーシップのポイント

森を守ることが海を守ることにもつながるということがわかりやすく理解できる活動展開をしていること。 

カテゴリ

様々な主体間の連携・協力関係によるもの

テーマ

東日本大震災

主体とパートナー

□主体
NPO法人森は海の恋人
□パートナー
自治会、市民団体、民間企業など