事業の評価 2012年2月16日

【数値的な目標に対しての達成度】A (昨年度評価A)

 G8サミットに関わるNGOが、環境だけでなく開発や人権のことも統合して考える場ができ、持続可能な社会についての意識醸成ができた。EPO会議室を利用しての会議や、地域ミーティング、政府との会合など、予定していた回数を実施できた。地域ミーティングについては、地方EPOとの協力により予定よりも多く開催できた。環境ユニットのミーティングを含めると60回になった。

【ねらい1:NGO活動の支援】A (昨年度評価A)

 情報発信、省庁とのコンタクト、事務局サポートなど全般的に実施でき、NGO力動の支援につながった。ウェブサイトの立ち上げ期に相談にのったり、GEICライブラリースペースでのG8展示は来館者にわかりやすく伝えたり、メルマガでは特設コーナー設置、またサミット期間中は速報を出すなどの情報発信が十分にできた。

【ねらい2:関心層の増加】B (昨年度評価B)

 啓発キャンペーンのスタートが遅れ、十分な盛り上がりをつくるのに時間が足りなかった。G8に対しての意識高揚には、メディアの協力を得たかったが、メディアがG8を取り上げるのは開始直前のために、連動が難しかった。

【ねらい3:環境政策への世論喚起】A (昨年度評価B)

 気候変動問題がG8の論点として早い時期から挙げられていたので、情報発信することでさらに世論形成に寄与できたと考えられる。また後半では生物多様性問題について、関連NGOがネットワークするのをサポートし、啓発活動に寄与できた。