開催主旨
国際的にも議論されている気候変動対策と生物多様性保全のシナジー（相乗効果）強化と持続可能な社会の実現には、様々なステークホルダーの連携による地域での実践が鍵となります。
本シンポジウムでは、わが国におけるこれからの豊かな地域の未来を、気候変動×生物多様性の視点から紐解くと共に、具体的事例を題材にもう一歩踏み込んで、持続可能性とは何かを考えることを目的に開催しました。
開催概要
| ｜日時｜ | 令和５年２月14日(火) 13時30分～16時20分 |
| ｜会場｜ | zoomウェビナーとYouTubeにてオンライン開催 |
| ｜主催｜ | 環境省 |
| ｜共催｜ | 地球環境パートナーシッププラザ（GEOC） |
| ｜協力｜ | 国連大学サステイナビリティ高等研究所（UNU-IAS） |
当日の動画
当日の様子はYouTubeからご覧いただけます。
プログラム
○開会
司会からのご案内
○主催者挨拶
和田 篤也（環境省環境事務次官）
〇基調講演
「気候変動対策と生物多様性保全の両立に向けて：国際的な政策と科学に関する議論から」
森田 香菜子（国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 主任研究員）
○地域からの事例紹介を交えた意見交換
事例紹介①：西村 勝（福岡県久山町長）
「『カーボンネガティブ＆ネイチャーポジティブ宣言』とこれからの取組の方向性」
事例紹介②：田中 丈裕（特定非営利活動法人里海づくり研究会議 理事・事務局長）
「アマモ場再生と漁業振興をきっかけとした多主体連携の取組」
事例紹介③：井村 辰二郎（株式会社金沢大地 代表取締役）
「環境保全型農業による耕作放棄地の活用や農業の6次産業化の取組」
モデレーター：星野 智子（一般社団法人環境パートナーシップ会議(EPC) 副代表理事）
○パネルディスカッション
パネリスト
藤田 卓（公益財団法人日本自然保護協会 生物多様性保全部 主任）
矢動丸 琴子（一般社団法人Change Our Next Decade 代表理事）
和田 紘希（国土交通省 総合政策局 環境政策課 課長補佐）
吉濱 祐介（農林水産省 大臣官房 みどりの食料システム戦略グループ課長補佐）
佐々木 真二郎（環境省 大臣官房 総合政策課 民間活動支援室 室長）
○総括
武内 和彦（公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES) 理事長／東京大学未来ビジョン研究センター 特任教授／国連大学サステイナビリティ高等研究所 客員教授）