• トップ
  • 活動紹介
  • 国際事業
  • 【開催報告】8/7開催 2050年の環境・社会・経済~これからの私たち~GEOCトークセッションVol.1 「ユースアクション」

【開催報告】8/7開催 2050年の環境・社会・経済~これからの私たち~GEOCトークセッションVol.1 「ユースアクション」 2019年9月4日

2019年8月7日(水)に、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)において、Japan Youth Platform for Sustainability(JYPS)、朝日新聞社ともに、2050年の環境・社会・経済~これからの私たち~GEOCトークセッションVol.1 「ユースアクション」を実施しました。当日配布資料を含めて報告します。

開催概要

2050年の環境・社会・経済~これからの私たち~
GEOCトークセッションVol.1 「ユースアクション」

|日 時| 2019年8月7(水)18:30~20:30

|会 場| 国連大学1F(GEOC)東京都渋谷区神宮前5-53-70

|参加費| 無料

|主 催|地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

|協 力|Japan Youth Platform for Sustainability(JYPS)、朝日新聞社

プログラムと資料

・2019年6月22日~23日@神戸市外国語大学でG20ユースサミットを開催した。

・テーマはThink Locally, Act Globally、地方のために何ができるかを考え、そのうえでグローバルに行動し世界と地方をつなげるユースが活躍してほしいという思いをこめた。

・様々な団体と協力して開催したことから、30~40名が運営に携わり200人以上の来場者を得た。

・展示、ワークショップ、全体会合と分科会という場を設け、広くは参加者同士の相互理解、深く課題の理解とアクションを考えるという両面の機会とした。

・分科会ではユース団体の現状や若者の意識との乖離、それをどう変えていくことができるかを議論した。高校生が運営するワークショップもみられた。

・2日間を経て、登壇者や参加者からの意見をまとめたユース宣言を作成しHLPFにおいて国連大使に手交し、日本のユースの現状について報告することができた。

・日本のユース代表団として参加した。HLPFでは各国が自主的にSDGsに進捗を報告するVNRが発表され、閣僚級の宣言が出される場。今年は9月に首脳級会合があるために宣言が出されず、盛り上がらなかったという印象。

・サイドイベントのなかでの市民社会のスペースが減っていると言われていた。全体のイベントの30%程度にとどまっているという声もあった。

・ユースに関して言えば、2018年に「Youth 2030」が発表された。これは国連がユースとの連携する際の指針になるもので1年半ほどの議論を経て取りまとめられた。この以前は「ユースは若者」という社会的集団をトレンドの真ん中に据えることに注力してきたが、ひとつの答えを得た。そのためか、ユースの活動も活発ではなかった。

・この文書のなかで若者はクリエイティブでコミュニティに貢献しているが周辺化されており包摂しなければならないものとして描かれているが、これから自分たちはクリエイティブでもコミュニティに貢献もしていな若者の包摂について議論していくステージにきたと思っているし、HLPFはそればできる場でもある。

・SDGsは評価指標なので、いかに自分たちの活動・所属団体に落とし込んで改善に使うことができるか、が重要。

【全体での質疑応答・ディスカッション】

ファシリテーター;星野智子(GEOC)

会場参加者から

・発表いただいたJYPSは、幅広い意見を集めて国際会合に参加しているという印象をうけた。このような活動をもっと広く知ってもらいたい。

・他国・地域のユースに比べ、日本は環境問題への関心がそれほど高くないという印象をもっている。モチベーションが低いのはなぜだろうか。

・活動のインパクトをどう追及していくか、難しいと感じた。

という意見が寄せられ、登壇者から次のようなコメントがありました。

・ユースサミットは500人集めたかったが、まだリーチが足りていないと感じた。

・活動の輪が閉じていると思われているのか、アウトリーチが課題。

・無関心層は2種類ある。まったく知らない層と、知っているのに行動しない層。

・楽しい活動は大事だと思う。JYPSでもJYPSナイトという交流の場を作っている。ラジオをやろうかと考えている。

【パートナー団体朝日新聞社より】

SDGsに関する取組が紹介されました。また、GEOCから国際会合を通じて世界のステークホルダーとコミュニケーションをとりながら、足元の持続可能な社会に向けた活動を推進していく。その持続可能な社会の姿が環境省の地域循環共生圏に表せるのでは、と締めくくり、第1回のトークセッションは終了しました。終了後も多くの方が参加者同士、また、登壇者との情報交換を続け、みなさんの熱意が感じられた会合となりました。

 

お問合せ

地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
担当:星野・尾山・指澤
E-mail:global@geoc.jp
TEL: 03-3407-8107

開催内容詳細

Facebookライブはこちらから>>>