「協働ギャザリング2014 -環境×協働=どんな未来?-」開催報告 2014年3月31日

平成25年度、環境省が15件の協働取組モデルプログラムを選定し、全国各地で実証を行ってまいりました。このたび全15団体が東京に一堂に会した報告会として、“環境分野における協働取組の未来を考える”場を開催しました。
(「協働取組」…市民、NPO、企業、行政など様々なセクターが共通の目的を持ち、対等の立場でパートナーシップを組み、課題解決にあたることを意味します。)

開催概要


○日 時:平成26年2月22日(土)10:00~17:40
    *懇親会18:00~19:00
○会 場:住友不動産ベルサール ベルサール九段 Room4
      東京都千代田区九段北1-8-10住友不動産九段ビル
○参加者数:89人

次第・事例報告団体/事業名(PDF形式:0.2MB)



プログラム

【第1部 事例報告会】

■アピールタイム

各団体持ち時間5分の中で聴衆の心を掴み、次のコミュニケーションタイムに結び付けることを目的に、15件の概要紹介をショートプレゼンで行いました。キャッチなキーワード、写真などのビジュアル、プレゼンターの話し方や存在感など、今後の活動の中で支援者を獲得するために重要である、印象に残るプレゼンの仕方を意識して行いました。




■コミュニケーションタイム

各団体がパーティションを利用して団体ブースを作り、団体同士、また一般参加者と質疑応答・意見交換を行いました。ブースは、チラシ等の活動紹介スペースと参加者とのコミュニケーションを記録するスペースとの2つに分けることで、団体/活動の良い点と改善点を出し合い、十分対話できる場を設けました。また、独自の趣向で活動に関する実物(ヘドロ、鹿の毛皮など)を展示している団体もあり、注目を集めていました。




【第2部 協働取組ワークショップ】

■ワークショップ:未来新聞づくり“3年後の環境×協働の未来”
未来新聞づくり
「3年後に自分たちのこの取組が新聞や雑誌に掲載されるとしたら、どのような記事になってほしいか」というお題で、それぞれの団体を中心に環境省地方環境事務所、環境パートナーシップオフィス、一般参加者がグループを作り、未来の壁新聞を作成するワークショップを行いました。
自由な発想を持ちながらも、かつ3年先という現実的な将来を考えることで、活動の軸と社会的ニーズの接点を明らかにし、目標達成に向かうマインドを作る機会としても有効なワークショップになりました。制作後は、各グループの発表、そして一斉に壁に掲示し、(1)実行可能性 (2)革新性 (3)総合 の3つの視点での投票とコメントのフィードバックをお互いに行いました。