瀬戸内トリップ① 元祖 地活がウマい、うどん県

こんにちは☆

昨年のカンボジア以来、久しぶりにプライベートな旅行に行ってきましたので、GEOCネタにもなりそうな部分を切り取ってちょこっとおすそ分け。行先は4県にまたがる瀬戸内エリアです。

昨年から始まった地域活性化を担う協働取組事業の応募の締め切りが終わってすぐに出かけたこともあり、職業病なのか、見るもの、行く場所、ついつい、”地域活性化メガネ”をかけてモノを見てしまいます。汗

ソウルフードで地域活性!
最初に訪ねたのは香川県。うどん県ですっかりおなじみとなりました。
空港も荷物のターンテーブルから“うどん”が流れてくるし、うどん県パスポートまで発行する気合の入れ用。こちらのパスポート、使い方Q&Aで、Q.身分証明書にもなりますか?A.なるわけありません・・・と大真面目に答えているのが笑えます。

やはりここはうどん県・・・ということで、ほぼ毎食がうどんとなりました。知る人ぞ知る名店にも訪れましたが、人気店の中には、人里離れた場所にもあって、私が行ったこちら(右上写真)は、周囲が小麦畑に囲まれた場所にありました。週末ということもあるのか、まだAM10時だというのにスゴイ行列が。

駐車場には中四国や近畿圏など、県外ナンバー車も多く、この小さな町にうどんだけを食べに来る人の多さに驚きです(;゜Д゜)!
香川の底力。ソウルフードうどんの持つ地域活性力は恐るべし・・・。
ワッフル、ドーナッツ、シナモンロール・・・いろんな食べ物が流行りましたが、日本人DNA的に、ソウルフードは流行り廃りはないのでしょう。
ただ、うどんは原価率が高いということも聞きます。写真のように、住まいと店舗(w/製麺所)を兼ねるような場合は家賃や人件費を抑えられるのかもしれませんが、見ての通り、大勢やってくる観光客のために警備員や駐車場を整備しなければならない出費も考えると、ウ~ン。1杯100円台でいいのかなぁと心配しちゃいます。香川がうどんの消費量が半端ないことに支えられているかもしれませんが・・・。

ところで、昨年度の協働事業の四国案件“うどん県。さぬき油電化プロジェクト”のポスターとか見かけられたら面白いのに・・・とキョロキョロ見渡してみましたが、o(・_・= ・_・)o出会えませんでした・・・。ザンネン。

バブル期の未利用資源を掘り起こせっ
金毘羅などを観光した足で、四国の玄関口の坂出に戻り、瀬戸大橋記念館&公園に行ってみました。
瀬戸大橋ができてから早25年。地元に人にはすっかりおなじみとなった記念館はバブル時期に作られたせいか、かなりゴージャスなデザイン。スポーツや花見に使う公園エリアと違って、施設の来館者数をキープするのは容易なことではないなぁと思っていたところ・・・、“HASHI CAFE”の案内板を発見。オシャレなカフェの匂いに惹きつけられて行ってみると、そこは全面ガラス張りの先に瀬戸大橋が一望できるカフェスペース。瀬戸内の島々が眺めらる絶好のロケーションです。看板には”香川大学“の文字。

スタッフに声をかけると、やはり香川大学の学生さんで、大学の地域活性化プロジェクトの一環で、こちらでのカフェの運営を任されているそうです。こちらスペースは元は館のVIPルームだったそうで、大学が館と掛け合ってくれた末にこちらの何とも贅沢な未利用(だったかは不明)資源を貸し受けたそうです。学生さん、とってもやりがいがあるとイキイキと答えてくれて、楽しそうに働いていました♪

参考: 香川大学さかいで沙弥島プロジェクト

ステキなロケーションなので、街から離れたこの場所に、どう人を引き寄せるか・・・アイディア募集中~とか?!

人々を巻き込む地域活性化に必要なのはユーモアとアイディアなんだなぁ。

さ、これから瀬戸大橋を渡りますっ!
つづく

s.shirai