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環境に配慮した内装材で心地よく
2014年04月05日
こんにちは。今春から地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)の一員になり、かなりフレッシュな気持ちを味わっているスタッフFです。
今後、当ブログにもたびたび登場するかと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
思えば遡ること十数年前、私が都内の美術大学で建築を学んでいた頃(=かなり遠い目)、世間はまだ今ほど「環境」に対する意識も知識も高くなかったと思います。
一般的に、建築は自然破壊やスクラップアンドビルドといったイメージが先行している部分も否定はできませんが、一方で自然と共生する街づくりや、地域コミュニティーの形成や、循環型社会の実現といった、良い側面も注目されています。むしろこれからは、この良い側面がない街づくりはあり得ないでしょう。
GEOCが入っている国連大学のビル(1992年竣工)は、そのピラミッド風の形状や、むき出しの材質感で、一瞬ひるみそうになりますが、エントランスから中庭にお進みいただくと、ガラス張りでいかにも暖かそうな空間が見えてくると思います。そこがGEOCです!
この空間が暖かそうに見える理由のひとつに、床材があるかもしれません。こちらの床は廃木材と廃プラスチックで作られた再生材。
今は年季も入って若干グレーかかっていますが、それも味わいに思えるから不思議です。
GEOCでは施設を一般公開し、さまざまな展示やイベントを通じて環境保全や環境教育に関する情報発信を行っています。
また環境NPO・NGOの活動支援のために無料で貸し出してもしています。
私たちスタッフはいつも皆様に広く扉を開けていますので、(実際の扉は閉じていますが、「心の扉」は開いています)、どうぞお気軽にお声掛けください!
投稿:S. fujiwara