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I wish…先生&学校がwin-winになるESDに。
2013年10月28日
昨日、カフェでお茶をしていると、ふっと目に入った英字新聞 “Japan Times”
一面、開いてみると・・・
”先生、残業漬けの日々”
”なぜ、先生は疲れているように見えるのか”
もちろん、英字新聞であっても、日本の事情です。
全日本教職員組合の調査によると、小中高の教員の月間残業時間が平均95時間を超えているとのこと。
紙面では、先生は部活の指導者、事務作業員、子守までさせられている。このため、本来の”教える”という本業のために、自分の知識基盤を増強し、世界観を広げるなど、自己研さんをしていかなければいけないのに、それができない状況になっている、そして、この膨大な残業時間が病欠、欠勤、辞職につながっている。。。ということです。
この話は今に始まったことではなく、新聞には何度か取り上げられて知ってはいましたが、やはり改めて聞くと耳が痛いです。
なぜって、今、私たちはESD事業を学校現場で実証しようという事業を進めているから。
ESDとは、あらゆる教科を包摂するものであり、あふれる〇〇教育の延長とは異なるわけですが、少なからず・・・いえ多大なご協力を現場からいただくことになるので、なるべくご負担かけないように・・・いえ、それ以上の成果とリターンが生まれ、学校そして先生がやってよかったと思ってもらえるように頑張らないといけないなぁと思う今日この頃です。
先週、埼玉県のワーキンググループに参加させていただきましたが、実証校をお引き受け下さった学校のK先生は、本当に熱心に向き合って下さって、本当に感謝、感謝です。これを良いものにしたいとひしひしと身に沁みます。
平成25年度持続可能な地域づくりを担う人材育成(ESD)事業に関する情報は
こちらからチェック!
(s.shirai)