【海外事例52<書籍>】持続可能な開発のための教育(ESD) – 21世紀のためのより良い、より公正な社会の構築に向けて 2015年3月31日

本冊子は、ユネスコが、2012年に取りまとめたもので、持続可能な開発のための教育(ESD)の役割や機能について、わかりやすく示したものです。ESDの役割について、5つのポイント示しています。

 

・環境、社会、経済に係る様々な課題に取り組むための知識やスキル、価値観を身に付けさせる。
・教育を革新的かつ学習者主体の学びに変え、生涯にわたり、または教育機関という枠を超えて誰もが変化を起こせる人材になれるようサポートする。
・世界の様々な場所に住む人々、違う世代の置かれる環境や彼らのニーズへの理解を促す。
・気候変動影響への備えとともに原因に取り組む力を養う。 
・環境を保全し、人間の福利と社会公正の改善に寄与する、“グリーンジョブ”のスキルを身に付けさせる。

本冊子では、海外の様々なプロジェクトの成功事例の紹介をするとともに、政策決定者や教育者への、持続可能な社会を構築するためになすべきことの提案や、ユネスコがESDの普及を率先する機関として貢献できることなどについて触れています。

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書籍情報

書籍名; 持続可能な開発のための教育(ESD) - 21世紀のためのより良い、より公正な社会の構築に向けて-
(原題Education for Sustainable Development - building a better, fairer world for the 21st century)
発行元; UNESCO ユネスコ
発行年; 2012年
テーマ; ESD、気候変動



※【海外事例<書籍>】は、書籍や調査レポートなどを通して、海外事例を紹介するコーナーです。