UNU-IASは、タラ財団主催の国際シンポジウム「危機に立つサンゴ礁~タラ号の調査から海洋保護を考える~」を共催します。タラ号は、アニエスベーなど国際的な企業のほか、ユネスコ、EU、IUCNといったさまざまな組織の支援を受け、世界中の科学者とともに地球温暖化による海洋への影響について調査を続けてきました。この調査は12年以上におよび、タラ号は北極から南極まで世界中を航海しています。2016年には「タラ号太平洋プロジェクト」として、大規模なサンゴ礁の調査を開始しました。
タラ号初の日本寄港を記念して開催される本イベントでは、世界のサンゴ礁の現状とタラ号の挑戦について紹介します。また、持続可能な開発目標(SDGs)14に関連して、どうすれば海の豊かさが守れるのかについて、専門家とともに議論を深めます。
本イベントは、日本語、英語の同時通訳があります。
開催概要
|日 時|3月21日(火)13:30~16:00
|会 場|国連大学3F ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
|主 催|タラ財団
|共 催|UNU-IAS
|協 力|アニエスベージャパン株式会社、GEOC
参加申し込み
参加申込フォームはこちら>>>※本シンポジウムは終了しました。
プログラム
13:00 受付開始
13:30 開会
タラ号紹介 日比野克彦 東京藝術大学教授
開会あいさつ 竹本和彦 UNU-IAS所長
13:45 基調講演 世界のサンゴ礁の現状とタラ号の挑戦
ロマン・トゥルブレ タラ財団 事務局長
シルバン・アゴスティーニ 筑波大学助教
14:40 休憩
14:50 パネルディスカッション 「どうしたら、海の豊かさを守れるのか?」
モデレーター
山野博哉 国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター長
パネラー
ロマン・トゥルブレ タラ財団事務局長
中村洋平 高知大学農林海洋科学部准教授
鈴木 款 日本サンゴ礁学会会長
フィリップ・ボーター UNU-IASリサーチフェロー
宮本育昌 NPOコーラルネットワーク事務局長/CEPAジャパン理事
日比野克彦 東京藝術大学教授
山本智之 朝日新聞記者