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【報告】2/19 (月) 実施 自治体向け企画:関東EPOローカルパートナーシップWEBミーティングVOL.2


関東EPOローカルパートナーシップWEBミーティングVOL.2
「今求められる自治体の役割って、何?」を実施しました。


https://www.geoc.jp/activity/epo/210825.html 

 

概要

  •  日 時:令和6年2月19日(月) 18:00~20:00
     方 法:オンライン(Zoom)
     参加費:無料
  •  主 催:環境省関東地方環境事務所、関東地方環境パートナーシップオフィス(関東EPO)
  •  参加者:7名

プログラム

 ・参加者自己紹介
 ・関東EPOローカルパートナーシップ研修まとめの報告
 ・前回の議論の共有
 ・テーマに沿って雑談
 ・放課後タイム

テーマ「これからの地域に、自治体って本当に必要?」

目まぐるしく変化し、複雑化する地域課題と、そうした地域社会のニーズに対して、仕事の進め方や組織の形を変えられず、悩んでいる自治体職員の方に向けて、関東EPOでは、2022年度より、関東EPOローカルパートナーシップ研修を実施しています。
今回は、その研修のアウトプットのご紹介しつつ、前回の対話の記録も共有しながら、「今求められる自治体の役割って、何?」をテーマに対話をしました。

今回の意見交換会のまとめはこちらです↓(図をクリックするとPDFが開きます)

 

2回にわたる、異なる地域の自治体職員同士の対話の中から、凝縮されてきた「なぜ、自治体職員でいることに閉塞感を感じるのか」ということに、ある程度共通の理解を得られるだけの蓄積がなされてきました。

自治体がもともと担ってきた役割によって構築されてきた構造や、培われてきた文化が、今現在地域社会が置かれている状況や、世界の変化に対しては、対応できなくなっているというのが、自治体内で顕著になってきている事象であることを再確認。

やはり、今、自治体は過渡期です。
あり方や役割を、今の地域社会に対応できるものに変えていけるかどうかということが、問われています。

そのことに自覚的になれるかどうかということと、自分自身が変化の主体になれるかどうかという点で、一人ひとりのタイミングがエネルギーが異なるため、組織の中で、分かりあえない苦しみや、乗り越えられないモヤモヤが生まれているのだと思います。

今回の対話では、そういうモヤモヤや壁を、仮に乗り越えられたら、「自分は」どうしたいかという問いに基づいて、それぞれが語ったことをまとめています。

「組織」に人格はありません。しかし、地域に生きる一人ひとりには、必ず「私」という人格があります。地域のことを担うのであれば、「自分」という主語をもって地域に接し、考え、語るということの重要さが、皆さんの気付きのベースにあったようです。
そこから何をどうすべきか考えると、今のそれぞれの立場から、やれることややりたいことが見えてくるようでした。

 地域のデータをきちんと分析して、それを外部との連携に活かしたり、その地域に暮らす人の納得感や安心感、所属感を育むこと。形骸化している業務や不要になっている業務は思い切ってスクラップして、その分を未来の投資に充てること。そういう視点が持てたら、地域の人との対話のなかから、もっと気軽に、地域にとって必要な施策や事業、プロジェクトが生まれ、地域は豊かになるのかもしれないですね。

 

   ★まとめ全体のPDFはこちらからどうぞ★

(関東EPO 高橋)