【開催報告】GEOC次世代意見交換会 第2回 2021年2月27日

 

開催概要

|日 時|2021年1月6日(水)15:00~17:00

|会 場|オンライン会議システム「Zoom」

|主 催|環境省、地球環境パートナシッププラザ(GEOC)

|参加者|10代後半から20代後半までのユース7名 

飯田貴也(新宿環境活動ネット)
須藤あまね(聖心女子大学2年生)
坪井俊輔(Global shapers/Sagri株式会社)        
大久保勝仁、宮下諒太Japan Youth Platform for Sustainability)
宇久村三世(石狩川流域 湿地・水辺・海岸ネットワーク)
花岡英里子(高知大学 人文社会科学部 国際社会コース 3年生)

 

GEOCの運営に“ユース世代(次世代)”の意見を取り入れるための「次世代意見交換会」第2回目を開催し、様々なご意見を頂きました。

開催内容

昨年10月に開催した第1回では、GEOCの情報発信についてご助言を頂き、第2回目の本会では、その後に実現した「環境らしんばん」のスマホ対応など、情報発信状況の進捗について改めて次世代意見交換会のメンバーにまず報告をしました。

 

続いてGEOCが今後ユース世代とどの様に関わりたいのかの展望を示し、それについて意見交換。ユース世代の相談相手になったり、ユース世代と問題意識を共有したり、ユース世代のニーズを把握できるGEOCとなっていきたいという展望に対して、ユース世代としての率直な感覚をお聞きし、すべきことがより具体的に見えてきました。頂いたご助言の一部を以下に紹介いたします。

 

Qどんな情報が行動変容につながるか?またユースのニーズをどう収集すべきか?

・第一に学生への認知度をもっと高める必要がある

・現在活動しているユース世代の体験などを取材して発信するのが良いのではないか

・中高生に届く広報媒体にしてはどうか

・地方で地道に環境活動しているカッコいい大人がいるなど示せると、都市部だけでない広がりが生まれるのではないか

・出前授業や学生用のプログラムを準備して学校に提案してはどうか

・共通点のある人に共感して活動を始めるという例が多いと思う。活動している人の現場を体験できる機会があると良いのではないか

 

 Qユースとどの様に繋がり、どんなサポートを行うべきか?

・団体同士で横断的に集まる場がない。頑張っているユース同士をつなぐコミュニティづくりに可能性があるのではないか

・既に知っている人達から情報を得られた方がサポートしやすいし、課題感も引き出しやすいのではないか

・ユースに、イベントで使用する機材や資料を貸し出したり、ユースが組織を立ち上げたい時に運営のアドバイスをするなどはどうか

 

続いて、GEOCとユースの関わりの場として企画しているオンラインイベントについてもご意見伺いました。ユースにとっても身近な「ファッション」というテーマから持続可能なライフスタイルを考え、広めていこうというイベントです。

イベントには、サステナブルファッションについて普及活動をされている方を「事例紹介者」としてお呼びする予定で、その候補となる方などについて、ユース世代からフィードバックを頂きました。

 

この次世代意見交換会は、普段のスタッフ間の議論だけでは見えてこない部分についての視座を高める場となっています。