グリーンウェイブ2014

今年もグリーンウェイブ参加しました!


ちょっと掲載が遅くなってしまいましたが、その時の様子を写真でご紹介します。


昨年はゴーヤだけでしたので、今回はゴーヤときゅうりにしてみました。

ゴーヤ

きゅうり





そして稲も!

土だけの状態。なんかさみしいですね




 プランターも土も苗も肥料もばっちり準備できたし、さぁ植えるぞ!

と意気込むもやり方が良くわからない。ど、どうしよう・・・

苗!

プロ!


でもスタッフの中には、田植えのプロや経験者がいたので大丈夫でした!

みんなで教えてもらいながら仲良く植えていきます。

田植え田植え♪



そんな稲からも生物多様性をみることができますよ。

ちなみに生物多様性条約では、生態系・種・遺伝子という3つのレベルで多様性があるということはご存知でしょうか?

とあるスタッフに教えてもらった[プランター稲活動が伝えうること]が分かりやすかったので、こちらにも書かせていただきます。


[プランター稲活動が伝えうること]

1.「種の多様性」の大切さを伝えるとすれば…

私達が食べているもの、イネ、コムギ、ダイコン、ダイズ…

これらはすべて植物です。

植物に色々な種類があることで、私たちは色々な栄養をとることができ、豊かな食卓を囲むこと、色々な献立を楽しむことができます。

2.「遺伝子の多様性」の大切さを伝えるとすれば…

イネという1種類の植物でも、「寒さに強い」遺伝子を持ったもの、「味が良い」遺伝子を持ったもの等色々な品種があります。

色々な品種があることで、私たちは自分好みの味のものを選んで楽しんだり、冷害などの災害でコメが全く収穫できずに飢えるということから守られていると考えることができます。

3.生態系の多様性の大切さを伝えるとすれば…

人間が作り出した、「田んぼ」という生態系は、様々な役割を果たしています。

イネの蒸散作用によりまわりの温度を下げる、空気をきれいにする、生き物のすみかとなる、生き物のえさとなることが考えられます。


稲ひとつ植えることで、このような深い意味を伝えられる可能性があったなんて・・!

ただ植えたらハイ終わり、ということになりがちですが、せっかくこの施設にいるのですから、今後はこのようなテーマも意識して伝えていきたいですね。

 

数か月後には、緑一面のカーテンと黄金色の稲が見れるよう、毎日愛情込めて水やりしています。まだ数日しか経っていませんが、元気に育ってくれていますよ。GEOCへお越しの際は、入口もみていただけたら嬉しいです。

今後成長の様子は、ブログ等でご紹介していきますので、お楽しみに!

Minae Aoki