令和4年度「環境で地域を元気にする地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業」において環境整備に取り組む全国27の団体が集い、これまでの取組を共有し交流を深め、今後の活動の更なる発展を目指すことを目的に開催しました。
今回参加された27の活動団体は、うち16団体が活動2年目、11団体が活動1年目となります。
当日は各活動団体からの成果発表と、地域プラットフォームづくりの過程を深堀りするポスターセッション形式での意見交換をセットに約2日間の日程で開催しました。
1日目の夜には全国の活動団体同士や事業関係者間の交流を深めることを狙いとしてネットワーキング(情報交換会)を実施しました。
開催概要
|日 時|2023年3月8日(水)13:00~17:45、
3月9日(木)9:30~12:30 ネットワーキング(情報交換会)
|会 場|AP東京八重洲
|主 催|環境省、地球環境パートナシッププラザ(GEOC)
|参加者|計111名
地域循環共生圏づくり環境整備に取り組む 27 の活動団体
アドバイザリー委員
環境省 大臣官房地域循環共生圏推進室、民間活動支援室、地方環境事務所
地方環境パートナーシップオフィス(EPO)、いであ沖縄支社
地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業事務局
プログラムと内容
1日目 3/8(水)
| 時間 | プログラム | 
| 12:30~ | 受付開始 | 
| 13:00〜13:25 | 開会挨拶 和田 篤也(環境省環境事務次官) 導入 | 
| 13:25~14:05 | A- 成果発表(発表時間;1団体につき7分) 余市町観光地域づくり協議会 米沢市 ななおSDGsスイッチ 箕川未来協議会 福岡筑後プラスチックリサイクルループ協議会 | 
| 14:05〜14:40 | A- ポスターセッション(35分) 団体ごとに質疑応答・意見交換 | 
| 14:40~14:50 | 休憩 | 
| 14:50~15:35 | B- 成果発表(発表時間;1団体につき7分) 一般財団法人 箱根町観光協会(箱根DMO) 羽幌地域生物多様性保全協議会 八木町農業公社 多賀町 株式会社 萩・森倫館 みやざきSDGsプラットフォーム | 
| 15:35~16:10 | B- ポスターセッション(35分) 団体ごとに質疑応答・意見交換 | 
| 16:10~16:20 | 休憩 | 
| 16:20〜17:00 | C- 成果発表(発表時間;1団体につき7分) 一般社団法人 隠岐ジオパーク推進機構 富士市SDGs共想・共創プラットフォーム 天理市環境連絡協議会 田主丸・未来創造会議 西表島農業青年クラブ | 
| 17:00~17:35 | C- ポスターセッション(35分) 団体ごとに質疑応答・意見交換 | 
| 17:35~18:00 | 中締め・会場設営 | 
| 18:00〜19:30 | ネットワーキング(情報交換会) | 
2日目 3/9(木)
| 時間 | プログラム | 
| 9:00~ | 受付開始 | 
| 9:30〜9:35 | 導入 | 
| 9:35~10:20 | A- 成果発表(発表時間;1団体につき7分) 株式会社 アースカラー 株式会社 地域価値協創システム 合同会社 ローカルSDクリエーション エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社四国支社 瀬戸内市 やめスマ研究所 | 
| 10:20〜10:55 | D- ポスターセッション(35分) 団体ごとに質疑応答・意見交換 | 
| 10:55~11:05 | 休憩 | 
| 11:05~11:45 | B- 成果発表(発表時間;1団体につき7分) NPO法人 大月町地域資源活用協議会 荒山林業 株式会社YMFG ZONE プラニング 株式会社 山都竹琉 コラコラ(Coral Collabo) | 
| 11:45~12:20 | E-ポスターセッション(35分) 団体ごとに質疑応答・意見交換 | 
| 12:20~12:30 | クロージング 閉会挨拶 | 
■ 内容
成果発表では、これまでの取組を以下の6つのポイントでまとめた資料を全団体に作成頂き、それぞれ7分間のプレゼンテーションを行いました。
① 活動団体および活動地域の紹介
② 地域循環共生圏を実現することで目指す地域の姿(地域版マンダラ)
③ 地域のありたい未来実現のためのこれまでの歩み
④ 現状の地域プラットフォームと取組を通じての変化
⑤ 取組を通しての成果と新たに見えてきた課題
⑥ 活動における今後の展望
参加者には、発表を聞いて感じた感想や質問を付箋に書き出してもらい、それをもとに発表後のポスターセッションで質疑応答と地域プラットフォーム構築のこれまでの過程の振り返りを行いました。
発表の様子


ポスターセッションの様子


成果共有会の様子

本会はこれまでオンラインでの交流のみだった全国の活動団体および事業関係者が対面で一堂に会する初めての機会となり、「温度感を伴ったコミュニケーションができた」「自地域にも活かせるヒントが得られた」「気持ちの共感がしやすく理解が捗った」等のフィードバックが多く寄せられ、熱量の高い時間を共有することができたと感じます。
今後の取組に活かせるヒントやつながりが生まれた有意義な会となりました。
