【海外事例】Climate Change 2022 : Mitigation of Climate Change 2022年7月7日

IPCCの第3作業部会(気候変動の緩和)の報告書。約60か国から200人以上の専門家が執筆し、気候変動に関して最新の評価をすると共に、温室効果ガス排出削減の道筋や手段などについてまとめている。

1.5℃目標を実現するために、法律や政策、制度設計が重要な鍵になることを強調した今回の報告書では、政策的手段を拡大・適用することで、大幅な排出量の削減に繋がることを評価したほか、国際協力が目標を達成するために必要不可欠であることも評価した。

第6次評価報告書は、2022年11月にエジプトで開催されるCOP27での重要な資料の一部としても注目を集めており、同年9月には「統合報告書」も公表される。こちらもぜひ注目していただきたい。

☆IPCC執筆者が解説するYouTube「国立環境研究所動画チャンネル」の動画はこちら
https://youtu.be/2eMjuRiYvAI

書籍情報

書籍名; Climate Change 2022: Mitigation of Climate Change
発行年; 2022年4月
発行者; IPCC(気候変動に関する政府間パネル)
テーマ; 気候変動