【海外事例95<書籍>】森林景観再生機会評価のための生物多様性ガイドライン 2019年3月19日

生物多様性は森林景観再生の本質に関わる。ボン・チャレンジや森林に関するニューヨーク宣言のようなグローバル・イニシアチブは、各国に持続可能な景観や経済成長を達成させようとし、生物多様性は人間と自然が共有する未来に影響を及ぼす。再生は経済的リターンをもたらしたり人間活動による気候変動を抑制するだけではなく、本質的には生物多様性を支えるものでなくてはならない。本ガイドラインは、より多くの参考情報や新たな視点を、生物多様性保全と森林景観再生との進行中の国際的相互作用に提供することを目的としている。景観再生目標の確認や実現に取り組んでいる実践者をサポートする方法として、多数の国や管轄地域で使用されるように意図されており、再生機会評価法(ROAM:Restoration Opportunities Assessment Methodology)の手引きである。

書籍情報

書籍名; 森林景観再生機会評価のための生物多様性ガイドライン
(原題 Biodiversity guidelines for forest landscape restoration opportunities assessments)
発行元; IUCN
発行年; 2018年
著 者; Craig R. Beatty, Neil A. Cox and Mirjam E. Kuzee
テーマ; 生物多様性


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