書籍案内

書 名 機関誌「開発教育」第61号--政治を語る市民社会
投稿団体 開発教育協会
価格 2,000円
著名・編集者 NPO法人 開発教育協会/DEAR
発行者
出版社
注文先電話 03-5844-3630
発行年月日 2014年12月01日
ISBNコード
サイズ タテ297cm×ヨコ210cm
ページ数 152
入手 団体に直接注文  
紹介文 開発教育協会/DEARでは、この12月に機関誌『開発教育』の最新号を発行しました。今号のテーマは「政治を語る市民社会」です。

座談会「政治を語る市民社会-政治にかかわる開発教育の実践」、理論編(2本)、実践編(4本)、社会活動家である湯浅誠さんへのインタビューなどを収録しています。

市民教育は、日本においても英国の事例をモデルとしながら紹介されてきています。しかし、教育における政治とは何か、開発教育が取り組んできた政治的なるものとは何か、ということをもう少し突き詰めてみたいと編集委員で話し合いました。

それはチャレンジングな試みであり、本誌で明確に提示しきれたとはいえないかもしれませんが、編集委員はもとより執筆者の方々、読者の方々と書きながら、作りながら、読みながら考えていく途中経過として位置づけたいと思います。

ほか、「開発教育全国研究集会」の報告や、会員からの実践事例や研究論文などの投稿も掲載しています。機関誌はDEAR設立の1982年から毎年発行されており、開発教育の歩みや歴史を知る貴重な資料としても活用されています。

▼概要
・発行:開発教育協会/DEAR
・2014年12月1日発行、B5判152頁
・価格:一般2,000円+税(2,160円)、会員1,600円+税(1,728円)
※DEAR会員の方には12月中旬に1部無料でお届けします。

▼特集「政治を語る市民社会」
・特集にあたって
・座談会「政治を語る市民社会ー政治にかかわる開発教育の実践」
・グローバル時代における政治的価値と地球市民の役割(佐渡友 哲)
・「政治化する教育」を問う-シティズンシップ教育の今日的な意味と開発・教育への示唆(湯本 浩之)
・政治の話をする「ちから」をつける開発教育(近藤 牧子)
・“生の政治 ”を通して主権者意識を育む-模擬選挙の可能(林 大介)
・「社会科2.0」としての「マニフェスト・リクエスト」ワークショップ( 風巻 浩)
・沖縄と東京の架け橋となるために-沖縄を考える学生ネットワークの活動を通して(志良堂 かなさ)
・世界を変える女の子の力-国際NGOの活動現場から(奈良崎 文乃)
・「横につきあってください」を、湯浅誠氏に聞く(斎藤 聖)

▼実践事例報告
・先住民族の歴史を共有する教材「シコツの500年」実践報告(渡邉 圭)
・外国につながる子どもたちとともにヨコハマハギハッキョの実践から(上庄 あかね)

▼オピニオン
・後退するシティズンシップ-ネオリベラリズムのなかの人権・市民意識(阿久澤 麻理子)

▼全国研究集会報告
・全体報告
・プログラム
・シンポジウム-「100人村」から、今、考える持続可能な開発」
・課題別分科会1「サスティナブルな学校づくりへ」
・課題別分科会2「世界と私と未来をつなぐ授業づくり」
・課題別分科会3「開発と障害」
・課題別分科会5「開発教育・ESD実践者の学びをふりかえる」
・課題別分科会6「知り、考え、本当に行動できてる?」

▼投稿論文
・主体性と学ぶ意欲を育てるグローバル学習(石森 広美)
・開発教育教材の展開と深化『コビール君ちの家族マップ』の開発を通して(東 宏乃・金馬 国晴)

▼図書紹介
・『環境教育と開発教育 実践的統一への展望 ポスト2015のESDへ』(鈴木 隆弘)

▼お問合せ・ご購入申込
特定非営利活動法人 開発教育協会/DEAR
Tel: 03-5844-3630 Fax: 03-3818-5940
112-0002 東京都文京区小石川2-17-41TCC2号館3階
http://www.dear.or.jp/book/book03_bn4.html
※ウェブ、ファクス、お電話でお申し込みいただけます。
※本体価格のほか送料・手数料がかかります(1冊の場合500円)。