書 名 | 水塚の文化誌 志木市・宗岡 ~荒川下流域の水とくらす知恵~ | |
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投稿団体 | エコシティ志木 |
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価格 | 1,575円 | |
著名・編集者 | 志木まるごと博物館 河童のつづら 編 | |
発行者 | ||
出版社 | NPO法人エコシティ志木 | |
注文先電話 | ||
発行年月日 | 2011年03月31日 | |
ISBNコード | ISBN978-4-89623-069-7 | |
サイズ | タテ21cm×ヨコ14.8cm | |
ページ数 | 253 | |
入手 | 団体に直接注文 書店で注文 | |
紹介文 |
■水塚の文化誌 志木市・宗岡 ~荒川下流域の水とくらす知恵~ 水田耕作を始めた古代の日本人たちは次第に沖積平野のような川の氾濫原をも生活の主要な舞台として利用し始めました。 そして、「母なる川」と「荒ぶる川」という矛盾する性格を持つ川とつきあいながら富を築き、独特な文化を育んできました。 埼玉県志木市・宗岡にも、そのような水との共生の知恵が凝縮された「水塚」などの水防施設が今も豊富にのこっています。 <もくじ> 序 はじめに 第1章 宗岡の水塚と治水遺構 1 水塚とは 2 宗岡の水塚群 3 村全体を囲む惣囲堤 4 現在も残る樋門 5 三代の堤防と治水の考え方 第2章 水塚の記憶 1 漆喰の白と柱の黒が目立つ蔵 2 宗岡には瓦職人と瓦屋根職人がいました 3 荒川土手のため内間木から土を運んだ 4 洪水時には周辺の人たちが避難してきた 5 蔵の向きは強風に備えて巽の方角 6 明治43年の洪水の跡が残る水塚 7 嘉永4年の墨書がある水塚 8 職人の心意気が伝わる水塚 9 下の蔵と上の蔵 10 洋風のレンガ蔵は流行の最先端 11 水塚の2階で顔を洗った 12 建て替える手間とお金が大変 13 明治43年の水害時は近所の人も避難、出産があった 14 宗岡の一番北にある水塚 15 板囲いの土蔵がある水塚 16 舟で避難したことがある 17 ホタルの棲む水塚 18 何度か水害を経験したので戦後になって造った 19 高久根に守られた水塚 20 母屋から水塚に渡る2間の橋を渡した 第3章 川島・南畑・内間木・田島の水塚 1 荒川流域における水塚の分布 2 暴れ川「荒川」と闘った川島町の水塚 3 南畑(富士見市)の水塚 4 内間木・田島(朝霞市)の水塚 第4章 母なる川・荒ぶる川 1 日本一川幅の広い川「荒川」 2 川のしごと 3 母なる川「荒川」が育てた宗岡の歴史 4 荒川の瀬替えと利根川の東遷 5 荒川と新河岸川の舟運 6 荒ぶる川「荒川」 7 明治43年の大洪水 8 昭和22年のカスリーン台風 9 荒川の横提と河川改修 第5章 水塚の文化に学ぶ 1 現代の水防施設 2 ふたたび、水塚とは 3 水塚の文化を地域で継承する 水塚リスト 年表 参考文献 おわりに <編集> 志木まるごと博物館 河童のつづら http://kappa-no.net/ ・NPO法人エコシティ志木 http://kappa-no.net/eco-shiki/ ・(財)埼玉県生態系保護協会 志木支部 http://blog.canpan.info/ecoto-shiki/ <編集協力> 志木のまち案内人の会 http://www.shikiguide.org/ ほか <助成> (財)サイサン環境保全基金 <参考ホームページ> 志木まるごと博物館 河童のつづら 「宗岡の水塚群エリア」 http://kappa-no.net/miduka.html |