書 名 | 環境再生医 | |
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投稿団体 | 自然環境復元協会 |
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価格 | 2,600円 | |
著名・編集者 | 杉山惠一、品田穣、鈴木邦雄、牧恒雄、恵小百合、永田信、大野博 | |
発行者 | ||
出版社 | 株式会社環境新聞社 | |
注文先電話 | ||
発行年月日 | 2005年11月29日 | |
ISBNコード | 4-86018-090-9 | |
サイズ | タテ25cm×ヨコ18cm | |
ページ数 | 224 | |
入手 | 書店で注文 | |
紹介文 |
「環境再生医」とは、環境の専門医のことですが、専門医としての職務をこなし、地域住民、行政担当者、関連NPO、さらには関連企業の人々とともに、手をたずさえ、協働の取り組みで進めていくためには、環境再生に関する幅広い知識や教養、そして実践経験の積みかさねが必要です。 本書は、複眼的な視点から、「環境の世紀」を開拓しつつ、多くの優れた人材を育成していくことを目標としています。 また、本書の全編をながれる基本的な視座は「内なる自然」という考え方です。生物40億年の歴史を通じ、外界との対話記録として刻みこまれた遺伝子情報の総和としてヒトに内臓されたものが、この「内なる自然」といえます。そして現代に生きる私たちを考えた場合の最大の問題は、第一に「内なる自然」と対話すべき「外なる自然」が荒廃していること、第二に今日の社会システムに起因し対話そのものが断絶していること、の2点を仮説として掲げました。 多くの環境再生に関する出版物では、こうした「仮説」にもとづく論述は行わない傾向があるなかで、あえて、自然と人間の共存活動のコンセプトとして、この概念を示しました。そうした意味で本書は、環境再生の総合的なテキストであると同時に、国民とともに歩む運動論、文化論であることを目ざしています。 21世紀を文字どおり、環境再生医が活躍する「環境の世紀」とするために、本書が広く活用されることを心から希望しています。 |