書 名 | 放射能兵器 劣化ウラン | |
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投稿団体 | 劣化ウラン研究会 | |
価格 | 2,500円 | |
著名・編集者 | 伊藤政子・他6名 | |
発行者 | 劣化ウラン研究会 | |
出版社 | 技術と人間 | |
注文先電話 | 03-3260-9321 | |
発行年月日 | 2003年04月13日 | |
ISBNコード | ||
サイズ | ||
ページ数 | 224 | |
入手 | 団体に直接注文 書店で注文 | |
紹介文 |
アメリカによるイラク攻撃でも劣化ウラン弾が使わているとされています。この事態にかんがみ「劣化ウラン研究会」の活動の集大成として、この本は緊急に出版されました。劣化ウランの本質から廃絶運動まで、複数の著者が幅広く述べています。 「劣化ウラン」という言感から、毒にも薬にもならない役に立たないものとイメージされるのではないでしようか。ところが、劣化ウランは猛毒物質なのです。原子力関連では、このように意図的に誤解を招くような用語が多く使われており、それが原子力の本質を示しているように思えます。 世界的に「大量破壊兵器」の廃絶が話題となっていますが、劣化ウランを兵器にしようしたならば、「大量殺戮兵器」となります。なぜならば、影響範囲が広範囲におよぶだけではなく、子々孫々にまで、人類の歴史に比べたら永久的ともいえる時間にわたり、その害毒を及ぼすわけだからです。原子爆弾のような一過性の被害がないだけに、かえって悪質といえるでしょう。劣化ウランは史上最悪の大量殺戮兵器といえます。劣化ウラン兵器の廃絶、さらに進んで、劣化ウランそのものの利用を根絶しない限り、人類のみならず地球の未来はないと言っても過言ではありません。 しかしながら、アメリカをはじめとする、劣化ウラン兵器を製造し使用している当事者は、劣化ウランの放射能がきわめて弱いことから、体外被曝の害のみに焦点をしぼって、「通常兵器」であると強弁して、今後ますます使用を拡大しようと、あらゆる機会をねらっています。 著作者の「劣化ウラン研究会は、劣化ウラン関連の廃絶に向けて取り組んでいます。極めて微々たる力しかありませんが、劣化ウランの乱用ともいうべき事態を少しずつでもなくすために、この本により現状を把握され、皆様のご協力を切にお願い致します。 |