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オンライン講座「希少種の保護管理 Ⅶ 希少種のない未来へ」
北海道
開催日
2026年1月27日(火)~2026年2月17日(火)
募集期間
2025年12月11日(木)~2026年1月26日(月)
投稿団体
URL
シカやクマなどのように増えすぎて人間社会との軋轢が激化している生物種がある一方、人間活動により生息環境を奪われ、存続の危機に晒されてきた種が存在します。本年1月から始まった「希少種の保護管理」は、このような希少種毎の保護管理の現状と課題について第一線の研究者にお話しいただくオンライン講座。既に終了した「Ⅰシマフクロウ編」「Ⅱ オオワシ・オジロワシ編」「Ⅲ タンチョウ編」「Ⅳ 海鳥編」「Ⅴ 猛禽類編」に続き、12月9日から「Ⅵ 鰭脚類・ラッコ編」を開催中です。そして1月27日からは「Ⅶ 希少種のない未来へ」を開講します。絶滅に淵にあったものの関係者の努力で保護増殖活動が進んでいるライチョウ、野生絶滅に至ってしまったものの中国からの移入個体で佐渡で増殖を図り地域的な広がりも見せるトキを軸に、人為的影響を強く受けながら減少と増加を繰り返す野生動物の保護管理の難しさと、人間社会が希少種を作らないための解決方法を考えるシリーズの完結編です。まず信州大学名誉教授の中村浩志さんからライチョウの生態や進化と保護の取り組みについて、次に野生動物のスペシャリストとして保護管理の第一線で活躍中のイーグレット・オフィス専務の須藤明子さんから被害を起こす種と希少種の保護管理について、新潟大学名誉教授の永田尚志さんからはトキ保護増殖のこれまでとこれからの取り組みについて、最後に日本自然保護協会で赤谷プロジェクトなど数多くの保全活動に尽力されてこられた出島誠一さんから市民協働こそがそのカギであることについてお話いただき、このシリーズを終了いたします。
【日 程】1月27日(火)スタート
【Zoom講座時間】火曜 19時30分~21時 ※1週間の見逃し配信あり
【テーマと講師 講義日程】定員70名
Ⅶ 希少種のない未来へ
⑱Ⅶ-1「ライチョウの適応・進化と保護への取り組み」1月27日(火)
講師:中村浩志さん(信州大学名誉教授、(一財)中村浩志国際鳥類研究所代表理事)
⑲Ⅶー2「野生動物の守り方〜被害を起こす種と希少種の保護管理」2月 3日(火)
講師:須藤明子さん(日本イヌワシ研究会会長、イーグレット・オフィス専務取締役)
⑳Ⅶー3「トキ保護増殖の取り組み」2月10日(火)
講師:永田尚志さん(新潟大学名誉教授)
㉑Ⅶー4「絶滅種をつくらない~市民協働による共生の基礎作り~」2月17日(火)
講師:出島誠一さん(公益財団法人日本自然保護協会特任部長)
【受講料】一般の方:4000円
学生・SNCフレンズ・当財団の個人賛助会員・日本自然保護協会会員:3000円
【申込方法】以下のGoogleフォームに必要事項を記入して送信してください
https://forms.gle/S2nAvNdf6szywh2h8
回答内容を確認後3日以内をメドに受講料のご案内メールをお送りします。
なお、ご受講前に以下の書籍、並びに以下の環境省のインターネットページをお読みください。
☆『甦れ!神の鳥ライチョウ』(中村浩志著 山と渓谷社刊 1800円+税)
◇環境省 レッドリスト https://www.env.go.jp/nature/kisho/hozen/redlist/
◇同 トキ https://www.env.go.jp/nature/kisho/hogozoushoku/toki.html
◇同 モニタリングサイト1000 https://www.biodic.go.jp/moni1000/
問合せ:shiretokodaigaku@gmail.com までメールでお願いいたします。