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企業の成長を支える森林と自然に基づく解決策 (NbS):カーボンクレジット活用とサプライチェーン戦略

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国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第30回締約国会議(COP30)議長国は、自然の力を社会課題の解決に活かす「自然に基づく解決策(Nature-based Solutions: NbS)」や、「バイオエコノミー」への移行を推進しようとしています。が提唱されています。こうした大きなパラダイムシフトの中で、企業の取り組みが重要という認識が高まっています。

気候変動への対応が企業経営に直結するいま、NbSが企業の脱炭素経営と持続可能な成長を支える有力な手段として注目されています。一方、日本ではGX-ETS(排出量取引制度)が開始され、JCM(二国間クレジット制度)を含むカーボンクレジットの活用とサステナブルなサプライチェーンの構築は、企業の競争力を左右する実務課題となりつつあります。

しかし現状では、例えば、同じ企業内でカーボンクレジットの専門知識とサプライチェーンの実務経験が異なる部門に分断されていることが少なからずあり、企業戦略を考える上では部門間の知識の連携が重要になってくると考えられます。

本ウェビナーでは、COP30を目前に控えた国際的な議論、カーボンクレジット市場、サステナブルなサプライチェーンへの転換、サプライチェーンの脱炭素化の最新動向、そしてGX-ETS(排出量取引制度)開始後の日本企業を取り巻く状況などを取り上げ、森林・NbSを企業戦略にどう活用できるかについて議論します。