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SNCオンライン講座「希少種の保護管理 Ⅲタンチョウ編 Ⅳ海鳥編 Ⅴ猛禽類編」

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シカやクマなどのように増えすぎて人間社会との軋轢が激化している生物種がある一方、人間活動により生息環境を奪われ、存続の危機に晒されてきた種が存在します。本年1月から始まった「希少種の保護管理」は、希少種毎の保護管理の現状と課題について第一線の研究者にお話しいただくオンライン講座です。既に終了した「Ⅰシマフクロウ編」「Ⅱ オオワシ・オジロワシ編」に続き、7月から「Ⅲ タンチョウ編」「Ⅳ 海鳥編」「Ⅴ 猛禽類編」がスタートします。見逃しや時間が合わない方のため限定配信も併用します。「Ⅵ 海棲哺乳類編」「Ⅶ 希少種のない未来へ(仮題)」で2月に完結する予定です。

【教科書】共通テキスト『レッドデータブック2014 2鳥類』(ぎょうせい 3740円)※他に指定のある教科書は各編に記載しています。
【各編のテーマとスケジュール】 ZOOM講義の時間は火曜19時30分~21時です。
①共通講義「希少鳥類保護の制度と事業」講師:鳥居敏男さん (元環境省自然環境局長)※ⅠⅡをご受講していない方は、各編の1週間前から7日間に限定配信動画をご視聴いただきます。
Ⅲ タンチョウ編 長谷川理さん(EnVision環境保全事務所)
⑥「タンチョウの生態と生息地保全」7月29日
⑦「タンチョウの分散促進~現状と課題~」8月19日
Ⅳ 海鳥編 綿貫豊さん(北海道大学名誉教授)※教科書『海鳥と地球と人間』(築地書館2022年)
⑧「世界と日本における海鳥の現状(含む知床の海鳥の現状)」 9月9日
⑨「世界の海鳥を取り巻く諸問題:漁業、採取、プラスチック、移入動物、気候変動」9月23日
⑩「わが国における海鳥保全(ウミガラスの保護増殖事業など)」10月14日
Ⅴ 猛禽類編 山﨑亨さん(アジア猛禽類ネットワーク会長)※教科書『空と森の王者イヌワシとクマタカ』(サンライズ出版)
⑪「クマタカ・イヌワシの生態と生息地保全」 11月11日
⑫「サシバの生態と繁殖地および越冬地の保全」11月25日
受講料は通し受講8回(一般)8000円ほか。詳細は当財団ホームページ、又は以下の申込用のグーグルフォームでご確認ください。https://forms.gle/tyHgxt3NfVeu76P59