「環境」の総合情報サイト。環境に関するイベント・ボランティア・キャンペーンなど、さまざまな情報を検索できます。
【オンライン】再エネ・くらし・自然が共生する未来をつくるには?
全国
開催日
2025年6月26日(木)
募集期間
2025年5月27日(火)~2025年6月24日(火)
投稿団体
URL
EPO北海道では、昨年度までも気候変動対策と自然再興の調和をテーマにオンライン勉強会を開催してきましたが、2025年度は、25年後にせまる2050年へ向けた公正な移行という観点を加えたシリーズ企画を実施します。
第1回は、再生可能エネルギーと自然、くらしの共生がテーマです。
近年再生可能エネルギー導入の加速にともない、景観や自然環境への影響が顕在化し、地域の人々と発電事業者間のトラブルが各地で生じています。気候変動の影響の受けやすさと対策の負担について不公平を生まずに社会を変革していく「公正な移行」が求められる今、脱炭素のためのエネルギー転換と地域の自然環境、そして個々人の生活の質のトレードオフをいかに小さく抑えるかが課題です。
今回はこの課題に向き合うヒントとして、再生可能エネルギー事業や自然保護に関する専門家らによる議論を経て2025年3月に発表された「地域にとって望ましい再生可能エネルギー・チェックリスト」を紹介します。これは発電事業者、自治体、地域住民のみならず、金融機関、専門家、環境団体など、さまざまなステークホルダーが、地域にとって望ましい形で再生可能エネルギー事業を実現していくためのコミュニケーションツールとして策定されました。
このチェックリストをとりまとめた専門家から背景や考え方を解説していただき、地域でどのように活用できるのか、参加者のみなさまとともに考えます。将来世代が地域の自然から恩恵を受け、安定した気候のもとで健康に暮らせる未来をつくるために、多様な立場からのご参加をお待ちしています。
◇開催概要
[日時] 2025年6月26日(木)14:00~15:30 / オンライン配信(Zoom)
[対象] 再生可能エネルギー、自然環境・景観保全、地域づくり等に関心のある方どなたでも
[定員] オンライン参加250名(申込み先着順)
[参加費] 無料
[内容]
– 趣旨説明(5分)
– 話題提供(50分)
「地域にとって望ましい再生可能エネルギー・チェックリスト 太陽光・陸上風力 ver. 1.0」解説
講師:NPO法人環境エネルギー政策研究所 主任研究員 山下紀明さん
環境エネルギー政策研究所(ISEP)主任研究員、名古屋大学大学院環境学研究科博士課程(知の共創プログラム特別コース)。1980年大阪生まれ。京都大学大学院地球環境学舎卒(地球環境学修士)。地域エネルギー政策に従事。近著に「生物多様性に貢献する自然共生型太陽光・風力──「環境vs 環境」 のトレードオフを越える」丸山康司・本巣芽美編『<よい再エネ>を拡大する : 地域に資するための社会的仕組み』法政大学出版局.
– 質疑応答・意見交換(35分)