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オンライン講座 「希少種の保護管理 Ⅰ シマフクロウ編 Ⅱ オジロワシ・オオワシ編」

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【概要】 シカやクマなどのように増えすぎて人間社会との軋轢が激化している生物種がある一方、開発など人間活動により生息地を奪われるなどし、種の存続の危機に晒される種がいます。こうした希少種別に、第一線の研究者が保護管理策の現状と課題について講義を行うオンライン講座を開催します。見逃しや時間が合わない方のための事後限定配信も併用します。今後、「タンチョウ」「イヌワシ・クマタカ」などの鳥類をはじめ、他の生物種も実施する予定です。
【開講方式】:ZOOMミーティング(見逃しのための限定配信を開催後1週間実施します)
【テーマ、講師、日程】
Ⅰシマフクロウ編
①「希少鳥類保護の法制度と事業」2025年1月30日(木)19時30分〜21時
 講師:鳥居敏男さん(元環境省自然環境局長、当財団業務執行理事)
 概要:レッドリスト、種の保存法、指定種と保護増殖事業など
②「シマフクロウの生態」2025年2月6日(木)19時30分〜21時
 講師:早矢仕有子さん(北海学園大学教授)
 概要:繁殖生態と生息環境、家族を見つめた研究
③「シマフクロウ保護の取り組み」2025年2月20日(木)19時30分〜21時
 講師:早矢仕有子さん(北海学園大学教授)
 概要:生息数回復の取組経過と現状、今後の課題
Ⅱオジロワシ・オオワシ編
①「希少鳥類保護の法制度と事業」2025年1月30日(木)19時30分〜21時
※Ⅰシマフクロウ編の①と同じ日程です。
④「オジロワシの生態と保護、生息地保全」2025年3月13日(木)19時30分〜21時
 講師:白木彩子さん(東京農業大学准教授)
 概要:生態、保護・生息地保全策とその課題(バードストライクなど)
⑤「オオワシの越冬生態と生息地保全」2025年3月20日(木)19時30分〜21時
 講師:中川元さん(元知床博物館館長、当財団業務執行理事)
 概要:越冬生態、保護上の課題
【参加費】①は共通講義です。
Ⅰシマフクロウ編(①②③)、Ⅱオジロワシ・オオワシ編(①④⑤)ともに3000円
全5回通し受講は一般5000円 ※学生は各1000円引き(税込)
【テキスト】開講までに購読をお願いします
・『シマフクロウ 家族の物語』(北海学園大学出版会 1100円)
・『レッドデータブック2014 2 鳥類』(ぎょうせい 3740円)
【申込】右Googleフォームへのご登録にて https://forms.gle/sGPwkHUipd9gMu5U8
【定員】90名予定(定員に達し次第締め切り)
【注意】記録映像は、教材として3年間を目途に再利用します。顔や氏名がそのまま映る可能性がありますので、不都合な方はビデオカメラをオフにする、表示名を仮称に変えるなど、ご自身で対策をお取りください。講座開始後の映像削除等には応じかねます。諸般の事情により日程が変更になる可能性があります。予めご承知おきください。
【主催】公益財団法人知床自然大学院大学設立財団
【問合先】shiretokodaigaku@gmail.com