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北海道生物多様性保全ダイアログ 第6回「再生可能エネルギーと生物多様性保全の両立」

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北海道では、2023年度末に北海道生物多様性保全計画の改定を予定しています。計画改定にあたり、北海道の自然環境をめぐる多様な課題と解決に向けた取組みや方向性、可能性、自然と共生する私たちの暮らしや経済の将来像を考えることを目的として「北海道生物多様性保全ダイアログ」を連続開催します。

気候変動の影響が世界中で顕在化し、戦争によりエネルギー価格が高騰するなかで、エネルギー消費の抑制と、電力・熱・交通動力源の全てを早急に再生可能エネルギー(再エネ)に転換し、自給率を高めていくことは喫緊の課題です。北海道はその再エネ賦存量の大きさから我が国の再エネ供給基地として期待され、すでに各地に風力・太陽光発電施設が設置され、今もなお開発が進められています。一方で、それらの設置や稼働にともなう生態系や景観の改変が問題となっており、生活環境への影響も含めて地域によっては放置できない状況となっています。
第6回はこの問題について、専門家から現況や対応事例をお聞きし、気候変動対策・脱炭素地域づくりと生物多様性保全をどのように両立していけばよいのか考えていきます。

概要
[開催日時] 2022年12月16日(金)16:00~18:00
[開催方法] オンライン(会議システム「Zoom」を使用)※Zoom URLは申し込みされた方へ後日お送りします
[対  象] 北海道の自然環境保全や利用について関心のある方、一次産業や観光など生態系サービスにより
       地域経済に携わっている方 150名
[参加費]  無料
[申  込] 下記の申し込みフォームをご利用ください。フォームがご利用いただけない場合は
       代表メール宛てに<氏名、ご所属、連絡用メールアドレス>をご記入の上お申し込みください。
       (申込締め切り:12月14日(水)正午)
[問合わせ] 北海道環境パートナーシップオフィス(担当:福田)
        TEL:011-596-0921 E-mail:epoh-webadmin@epohok.jp
[主  催]  北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)、
        北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)、北海道

[プログラム]
・開会・趣旨説明(5分)
・講演セッション 各30分(質疑応答含む)
 ◎講演1「風力発電と鳥:評価すべき再エネの環境影響とは」
  ゲスト:風間 健太郎氏(早稲田大学人間科学部 野生動物生態学研究室 准教授)
 ◎講演2「メガソーラーと生物多様性:今、釧路湿原で何が起きているのか」
  ゲスト:野本 和宏氏(釧路市立博物館 学芸員)
・ダイアログ(対話)セッション
 モデレーター:長谷川 理 氏(NPO法人エンヴィジョン環境保全事務所)
質疑、意見交換(質問やご意見はチャット欄から受付いたします。事前質問がある方は、申し込みの際にご記入、もしくは代表メールにお寄せください!)