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生分解性プラスチック普及の現状と普及に伴う環境への影響について学ぶ

東京都

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バイオマス(生物資源=植物や動物がつくった有機物)を原料にした生分解性プラスチックは、使用後は微生物によって分解され、最終的に水と二酸化炭素に分解されるので、環境に配慮した地球にやさしい「グリーンプラ」として宣伝され普及を加速している。
しかし、プラスチック製品を生分解性プラスチックで代替することは、使い捨てを助長することになるのではないだろうか。生分解性プラスチック袋に入った生ごみを原料としてたい肥をつくり、そのたい肥を持続的に農地へ施用した場合、生分解性プラスチック製造の過程で使用された可塑剤や柔軟剤など多量の添加材・分解残存物は、土壌でどのような挙動をするのだろうか。添加剤の中には、環境ホルモン作用を示す化学物質もあり、人体や野生生物への影響が問題になっている。安全性の確認はなされているのだろうか。いろいろわからないことばかり。ご一緒に勉強しましょう。
なお、本事業は、「くらしフェスタ東京2015 東京都消費者月間協賛事業」として実施するものです。

講師 天笠 啓祐氏(市民バイオテクノロジー情報室代表)
開催日時:2016年3月24日(木)13:30~15:30
開催場所:東京都消費生活総合センター 教室A
     新宿区神楽河岸1-1  セントラルプラザ16階
参加費 無料( 先着順 100名) 資料代300円
お問合せはTel&Fax:03-3483-3761