イベント・セミナー

鳥獣管理フォーラム 「自然公園における野生鳥獣問題」

栃木県

第5回鳥獣管理技術研修会「自然公園における野生鳥獣問題」

1.開催主旨

 優れた自然の風景地の保護と利用の促進、生物多様性確保への寄与を目的とする自然公園において、今、本来自然の構成要素の一つであったシカが増えすぎたことにより、自然植生、自然景観の退行が進んでいます。
 また、歩道など主要利用施設に近接したエリアでは、クマ、サルなどの野生鳥獣と人との距離が限度を超えて接近する傾向が強まっています。シカ生息の拡大に伴って、ヤマビル生息域が急速に拡大し、公園利用者が被害に遭う事例も増えています。
 この研修では、首都圏に近く我が国を代表する国立公園の一つである日光国立公園の現状を紹介するとともに、パネルディスカッションで、野生鳥獣と人との関係の変化が自然公園の「保護と利用」に及ぼす影響と対策、今後の方向について考えていきます。


2.主 催  一般社団法人 鳥獣管理技術協会

3.後 援  環境省日光自然環境事務所、栃木県

4.日 時  平成26年4月26日(土)

5.会 場  ホテルニューイタヤ (JR宇都宮駅西口徒歩5分)
   栃木県宇都宮市大通り2-4-6 電話028(635)5511

6.参加費  

    A 1500円 (一般)
    B 1000円 (賛助会員・鳥獣管理士・大学生・大学院生)
    C   500円 (高校生以下)
   (参加費は当日、会場にてお支払いいただきます。)

7.内 容
   14:30 開会 (14:00 開場)
   14:30~14:45 開会行事


   14:45~15:35 基調講演

    「自然公園における野生鳥獣問題」

          辻岡 幹夫(自然公園財団日光支部所長)


  15:45~17:00 パネル討論

    自然公園の「保護と利用」と野生鳥獣問題

     「日光国立公園における野生鳥獣対策」

          森川 久(環境省日光自然環境事務所長)

     「日光国立公園における新たなシカ捕獲体制」

          丸山 哲也(栃木県林業センター特別研究員)

     「ヤマビルの生息実態と被害対策」

          谷 重和(ヤマビル研究会代表)

     「ネイチャーガイドからの視点」

          仲田 桂祐(株式会社日光自然博物館業務部主任)

どなたでもご参加いただけます。参加申込は、JWMSホームページからお願いします。
http://www.jwms.or.jp/