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『カヤネズミの本』出版記念イベント

東京都

カヤネズミはオギやススキなどの草むら(カヤ原)に生息する、世界最小クラスのネズミです。大きさは人間の大人の親指くらい(6cm)、体重は500円玉1枚分(7~8g)、背中はオレンジ色、おなかは真っ白、つぶらな黒い瞳と小さな耳、長い尾、とてもかわいいネズミです。
カヤ原でススキやオギの葉を上手に編んで丸い巣を作って生活しています。

カヤ原はかつて人間の生活と密接に関係しており維持されていましたが、河川敷の改修などでどんどん失われており、カヤ原を利用しているカヤネズミの生息も危ぶまれています。

『カヤネズミの本』の著者である畠さんのお話やカヤネズミの貴重な映像をを通じて、カヤネズミのかわいらしさだけでなく、彼らのおかれている厳しい現状や、多様な生き物のすみかであるカヤ原の大切さを、ぜひ知っていただければ嬉しいです。

内容:
 19:00 開場
 19:30 開演
  カヤネズミの紹介(カヤネズミの映像の上映)
  畠佐代子さん
  (全国カヤネズミ・ネットワーク代表/『カヤネズミの本』著者)トーク
  ・カヤネズミのこと
  ・カヤネズミの研究を通して見えてきたこと
  ・『カヤネズミの本』の出版を通して
  ・草地保全の大切さ
  ・質疑応答
場所:
 三軒茶屋・ふろむあーすカフェオハナ
 (東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6 豊栄ビル1F)
 東急田園都市線 三軒茶屋駅(南口B)徒歩5分弱

定員:20名(申込先着順)※2/24現在残席数6席です。
参加費:500円(予定)+ワン・オーダー

※『カヤネズミの本』をご持参頂いた方には畠さんにサインをして頂きます。
※当日は会場でも『カヤネズミの本』を販売致します。

著者の畠佐代子さんは、16年間にわたりフィールドワークを中心にカヤネズミの生態を研究する傍ら、1999年には全国規模のカヤネズミの生息分布調査を開始し、市民活動ベースでの全国的なカヤネズミの生息地保全にも取り組まれています。
現在は全国カヤネズミ・ネットワーク代表、東京大学空間情報科学研究センター客員研究員、滋賀県立大学非常勤講師(環境動物学)、同大学客員研究員、博士(環境科学)です。
環境省が2003年から実施している「モニタリングサイト1000」の里地調査の検討委員を2006年から勤められています。

主催:にっしぃ劇場
申込み・お問合せ:こくちーずhttp://kokucheese.com/event/index/148197/