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3/30◆シネマ『100,000年後の安全』×ワークショップ

東京都

開発教育協会/DEARは昨年12月に教材『もっと話そう!エネルギーと原発のこと~参加型で学び合う16の方法』を発行しました。この教材は、エネルギー政策や原発の賛否を問うのではなく、一人ひとりが未来の社会をつくる当事者として、まずは知ること、そして、安全に話し合う場をつくることを目的にしたものです。

この教材の発行を記念して、体験ワークショップと、放射性廃棄物の処分をめぐるドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』の上映会を企画しました。ワークショップだけでも、映画だけのご参加も可能です。開発教育や教育に関わる方だけでなく、関心のある方であればどなたでもご参加いただけます。

●日時:
2013年3月30日(土)13:00~18:00(12:30受付開始)

●会場:
ガールスカウト会館(東京都渋谷区西原1-40-3)
http://www.girlscout.or.jp/welcome/kaikan/
京王新線幡ヶ谷駅、小田急線代々木上原駅、小田急線代々木八幡駅下車徒歩10~15分

●参加費:
全プログラム参加:一般2,000円、DEAR会員1,500円
ワークショップのみ:一般1,000円、DEAR会員500円
映画のみ:一般/DEAR会員1,000円

●定員:
ワークショップ50名、映画上映80名(定員に達し次第〆切ます)

●対象:
関心のある方であればどなたでもご参加いただけます(特に教員・教育関係者・学生におすすめ)

●プログラム
13:00~15:00 『もっと話そう!エネルギーと原発のこと』体験ワークショップ
15:00~15:20 休憩
15:20~16:50 映画『100,000年後の安全』上映会
16:50~17:20 意見交換
17:20~18:00 まとめ
※ワークショップのみ、映画上映のみのご参加も歓迎します。
※会場では、開発教育協会発行の教材や書籍の販売もいたします。
※映画のみ参加の方は15:00~受付を開始します。上映開始後(15:20~)の入場はご遠慮ください。

●教材『もっと話そう!エネルギーと原発のこと‐参加型で学び合うための16の方法』
教室や市民による学びの場で活用できる16の参加型学習のプログラムと、中学・高校、大学、教員研修での5つの実践事例を収めています。原発停止をめぐる様々な意見を読み比べたり、新聞記事を読んで自分の気持ちを話し合ったり、あるいは、身近なテクノロジーの利用について規制が必要かどうかを議論する16の教案が収められています。(対象:小学校高学年~大人まで)
http://www.dear.or.jp/book/book01_energy16.html

●ドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』
フィンランドのオルキルオトでは世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場「オンカロ」の建設が決定し、地下都市のようなその巨大システムは、10万年間保持されるように設計されるという。10万年後、そこに暮らす人々に、危険性を確実に警告できる方法はあるだろうか。彼らはそれを私たちの時代の遺跡や墓、宝物が隠されている場所だと思うかもしれない。そもそも、未来の彼らは私たちの言語や記号を理解するのだろうか‥。(2009年/79分/デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア/英語/カラー/16:9/ビデオ)
監督・脚本:マイケル・マドセン
http://www.uplink.co.jp/100000/

●主催・お申込先:
特定非営利活動法人 開発教育協会(DEAR)
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41富坂キリスト教センター2号館3階
TEL 03-5844-3630 FAX 03-3818-5940(平日10:00?18:00)
URL http://www.dear.or.jp/
申込ページ:http://www.dear.or.jp/getinvolved/e130330.html

●開発教育協会/DEARとは?
南北格差・環境・紛争・貧困など、地球上で起こっている諸問題はわたしたちの生活と無関係ではありません。開発教育とは「知り・考え・行動する」という視点でその解決に取り組んでいくための市民による教育活動です。開発教育協会は、国際協力NGOや国連関係団体、地域の市民団体など約50の民間団体と教員など約700名の個人で構成される教育NGOです。1982年に発足して以来、開発教育と呼ばれる国際理解や国際協力をテーマとした教材の発行(約30点)や、講師派遣(年間150回)、参加型学習の普及推進を行なっています。教材『ワークショップ版・世界がもし100人の村だったら』で国際人権教材アワード受賞(2004年)。