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生物多様性条約第11回締約国会議参加報告会~農業と自然エネルギーin石徹白

岐阜県

生物多様性条約第11回締約国会議参加報告会~農業と自然エネルギーin石徹白  
このシンポジュームは、平成24年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催されます。
       
・日時:平成25年2月6日(水)・7日(木) 2 日間
・会場:石徹白農村センター
・参加費UNDB市民ネット会員 2,000円(食事2食分)*集合場所までの交通費は自己負担
一般参加者 8,000円(宿泊費、バス代、食事朝夕、資料代)*集合場所までの交通費は自己負担
・定員20名 (定員になり次第締め切りさせていただきます)

◎2月6日(水) 午前9時 JR岐阜駅 中央改札口集合 バスにて石徹白に向かう
http://railway.jr-central.co.jp/station-guide/tokai/gifu/map.html
12:00~ 昼食(各自負担)
13:00~ 石徹白農村センター着  http://www.itoshiro.net/map/map0420.html
13:30~ COP11報告会in石徹白
1.開会の挨拶 共同代表 羽後静子(10分)
2.事業概要の説明  駒宮博男(20分)
 『国連生物多様性の10年の推進事業Ⅰ~生物多様性条約第11回締約国会議に向けた提言 
特に福島第一原子力発電所事故における生物多様性の損失とその現状をテーマに』について
3.COP11サイドイベント報告 (60分)
  福島の有機農家の現状と今後(仮)長谷川浩
  COP11から世界に向けて発信したこと~農業と原発は両立しない(仮)浅見彰浩
4.COP11報告 主にILCとの連携について(仮)  三石朱実(20分)
5.COP11報告 日印サイドイベント報告(仮) 武者小路公秀(20分)  休憩(15:40~10分間)
6.生物多様性条約の意義、リオ+20国連会議との関連を踏まえて 古沢広祐(20分)
7.リオ+20からCOP11 脱原発と生物多様性(仮) 坂田昌子(20分)
8.リオ+20からCOP11 種子と生物多様性(仮) 浜口真理子(20分)
9.福島で感じたこと~福島の今、そして明日(仮)  戸上昭司(30分)
10.自然エネルギーと地域再生(仮) 平野彰秀(30分)予定
11.閉会 
18:00~ 民宿幸二(こうじ)に移動 夕食 懇親会

◎2月7日(木)
10:00~ 民宿発~マイクロ水力発電ほか石徹白地区の見学(予定)~昼食(民宿にて実費負担)
13:00~ バス乗車帰路   岐阜駅着 解散

【参加申込方法】
参加ご希望の方は、必要事項(氏名、団体名、住所、Tel・携帯、メールアドレス)を記入の上、
e-mailまたは郵送にてお申し込みください。
申込締切:平成25年1月11日(金)必着 (定員になり次第、締め切ります。)

▼▽▼▽▼お申込み、お問い合わせ先▼▽▼▽▼
国連生物多様性の10年市民ネットワーク事務局   (担当:村瀬)
 〒450-0001 名古屋市中村区那古野1-44-17 嶋田ビル203
 Tel 090-9895-2055  e-mail jcnundb@gmail.com http://www.jcnundb.org/

講師のプロフィール
長谷川浩氏   1960年、岐阜県生まれ。福島市在住。日本有機農業学会副会長、福島県有機農業ネットワーク理事、元市民放射能測定所理事。2012年3月11日の発行された『放射能に克つ農の営み―ふくしまから希望の復興へ』では、報道で伝えられない現状を明らかにし、福島の住民・農業者に寄り添いながら第一次産業の復興によって脱原発社会を提言し好評である。共著=『有機農業研究年報1~8』(コモンズ、2001~2008年)。

浅見彰宏氏   1969年、千葉県生まれ。福島県喜多方市山都町在住。ひぐらし農園主宰・福島県有機農業ネットワーク理事。近著『ぼくが百姓になった理由〈わけ〉――山村でめざす自給知足 (有機農業選書 3)』は、元エリートビジネスマンが、過剰消費社会に疑問をもち一念発起! 会津の山村へ移住して有機農業(稲作、野菜、採卵鶏)で自立し、江戸時代から続く水路を守り、地域社会の担い手として活躍する社会派農民の書き下ろしとして多くの支持がある。

戸上昭司氏 名古屋大学理学研究科の博士課程を単位取得満了し、フリーのコンサルタント・研究者として活躍している。フクシマでは、市民放射能測定所の支援をする一方、飯舘村や郡山市で、微生物を活用した土壌浄化の実験に取り組んでいる。岩波書店の『科学』2011年9月号に執筆した『市民による,市民のための放射線測定所』は、とても的確で読み応えがある。

平野彰秀氏  1975 年岐阜市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院環境学修士。北山創造研究所で商業施設プロデュースに携わった後、ブーズ・アレン・ハミルトン (現.ブーズ・アンド・カンパニー)にて、大企業の経営戦略コンサルティングに従事。2008年春、ブーズ・アレン・ハミルトンを退職し、岐阜にUター ン。2009年秋より、地域再生機構理事に就任。現在、岐阜県小水力利用推進協議会事務局、豊森なりわい塾事務局、石徹白地区地域づくり協議会事務局を担う。

三石朱美氏  UNDB市民ネット個人正会員  現在、日本環境法律家連盟(JELF)事務局。沖縄の基地・環境問題をはじめ、全国各地の環境破壊にさらされる人々の権利擁護、活動支援への関心が強く、関連の活動も多い。COP10では先住民グループと連携した活動を推進するともに、会場内白鳥公園にて、COP10議長国の環境破壊をともなう開発をアピールする自発的な市民集会「ニッポンの宿題」などコーディネート。COP11ではILC(先住民及びローカルコミュニティ)IIFB(生物多様性に関する国際先住民族フォーラム)との連携構築に取り組む。

武者小路公秀氏  UNDB市民ネット顧問 国連大学副学長、反差別国際運動日本委員会理事長、主体思想国際研究所理事、ニューメディア人権機構(人権情報ネットワーク ふらっと)理事長、ピースおおさか初代館長、アジア・太平洋人権情報センター会長、世界平和アピール七人委員会委員、財団法人朝鮮奨学会評議員を務める。

古沢広祐氏  UNDB市民ネット幹事 國學院大学教授 専門分野は環境社会経済学、地球環境・エコロジー問題、農業経済学、NGO・NPO・協同組合論。 NPO法人「環境・持続社会」研究センター代表理事。2012年に開催された「リオ+20」では政府代表団NGO顧問として活躍。
特に現地から国内に向けて発信した「大きな後退、かすかな希望:『リオ+20』のこれから」は、今後のNGO活動の指針となる貴重な文書である。

坂田昌子氏  UNDB市民ネット幹事  リオ+20参加の成果をCOP11に繋ぎ、3.11東日本大震災・福島原発事故を経験した日本の地域住民の生物多様性視点からの提言活動を行う。虎十の会代表として、高尾山の環境保全活動に取り組む。 COP10では、CBD市民ネット地域作業部会で 『「愛知ターゲット」の実現を阻む上関・原子力発電所、高江・米軍ヘリパッド、工事中止と計画見直しを求める!』『日本政府の原子力政策に関する緊急提言』の取りまとめなどでリーダーとして活躍する。リオ+20NGO連絡会 脱原発関係の活動多数。

浜口真理子氏  UNDB市民ネット幹事  人々とたねの未来フォーラム事務局  リオ+20やCOP11に参加し、種子保全の視点から「食糧主権と生物文化多様性に関わる農民の権利」について提言。海外のシードセイバー、活動家及び団体とのネットワークを築き意見交換を行う。CSOピースシード共同代表として、千葉県の種子と生物文化多様性に関する事業や、3.11東日本大震災・福島原発事故で影響を受けた有機農家と地域の課題に取り組む。田畑のフィールドワーク、講演や執筆など幅広く活躍。