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公開シンポジウム 生物多様性と生態系サービスの経済学
東京都
開催日
2012年1月18日(水)
募集期間
2011年12月12日(月)~2012年1月16日(月)
投稿団体
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生物多様性や生態系サービスの経済的価値に関する研究は、欧米を中心として多くが進められ、2010年に名古屋において開催された生物多様性条約第10回締約国会議の際には、そのひとつの集大成として、「生態系と生物多様性の経済学(TEEB)」が発表されました。また同会議において採択された愛知目標では、生物多様性の価値が人々に認識され、国や地方の戦略および計画プロセスに統合されることが、2020年までの目標として掲げられています。
このような研究は現在、日本国内においても進められてきていますが、まだまだその蓄積は十分とは言えません。多くの絶滅危惧種を抱え、生態系保全がひとつの重要な課題とされている国内の現状に照らし、多様な利害関係者間での意思決定を円滑に進めるためにも、生物多様性や生態系サービスの経済価値に関する研究蓄積は急務であると言えます。
本シンポジウムでは、財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)が大学の有識者と連携して進めてきた生物多様性や生態系サービスの経済価値に関する研究成果を発表するとともに、今後の生態系保全の在り方について意見交換を行います。