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国際シンポジウム 「持続可能な資源利用~アジアを中心とした課題と政策~」

東京都

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国連環境計画(UNEP)は、2011年の9月に、IGESと3つの国際研究機関の共著によるアジア太平洋地域で初めてのデータレポート『資源効率 アジア太平洋地域の経済と展望 - Resource
Efficiency: Economics and Outlook for Asia and Pacific (REEO)』を発表し、グリーン経済へ移行するためには一人当たり資源利用量を現在の約20%程度にまで留めるような新しい「産業革命」が必要であると結論付けました。

アジア地域をみてみると、各国および地域レベルでの資源循環システム構築が重要な政策の一つとなっており、資源循環を考慮に入れた廃棄物・リサイクル政策が日本政府や国際機関の協力の下で策定されはじめています。

本シンポジウムでは、REEOの主著者であるオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)のハインツ・シャンドル博士の講演と、環境省委託事業「世界に貢献する環境経済の政策研究」における資源利用の課題と政策に関する研究成果報告を行うとともに、広く議論をかわします。