助成金

高木基金 助成募集のお知らせ (受付期間:11/1-12/10)

全国

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・調査研究助成  助成総額 650万円 1件あたり原則として最大100万円(応相談)
・研修奨励    助成総額 150万円 1件あたり最大100万円

高木仁三郎市民科学基金は、生涯をかけて、原子力時代の一日も早い終焉を
めざし、「市民科学」に力を尽くした故高木仁三郎の遺志に基づき、「市民
科学者」を志す市民やグループへの助成を行います。

「市民科学」とは、現代の科学技術が、市民の生命・安全や、地球環境を脅
かすに至っていることへの危機感と、多くの科学者や研究者が、このような
問題に正面から取り組んできたとは言えず、社会的な責任を十分に果たして
いないという問題意識から出発しています。

2011年 3月11日の東日本大震災で発生した東京電力福島原発事故は、現代の
科学技術がはらむ脅威の大きさ、深刻さと、科学者や研究者のあり方に関わ
る問題を浮き彫りにしました。

「市民科学」が取り組むべき課題は、核・原子力に限らず、私たちを脅かす
多岐の問題にわたります。それぞれの問題の現場で、市民が自ら学び、専門
性を高め、問題の解明に主体的に関与していくことが重要だと考えています。

なお、調査研究助成については、助成の対象を従来より拡大し、市民科学に
ふさわしい調査研究、一次情報の収集、分析、映像等による記録、情報発信、
それらに基づく政策提言やキャンペーン活動に関わる諸費用を助成すること
とし、人件費やグループの運営経費に助成金を充当するかたちでの応募も可
能としました。

高木基金のめざすもの、市民科学の考え方や、これまでの助成先の研究成果
などは、高木基金のウェブサイト http://www.takagifund.org に掲載して
いますので、ぜひご覧下さい。

また、高木基金では、正式の応募の前に、電話やメール、あるいは面談で、
応募案件についての「事前相談」を受け付けています。

「このテーマで助成の対象となるか」「申込書にはどの様に調査計画を記載
すればよいのか」など、応募に関する質問全般にお答えしていますので、お
気軽に高木基金事務局 info@takagifund.org までお問い合わせ下さい。

みなさまからの意欲的な助成応募をお待ちしております。


●募集内容
・市民科学にふさわしい調査研究、一次情報の収集、分析、映像等による記録、情報発信、
それらに基づく政策提言やキャンペーン活動に関わる諸費用を助成するものです。人件費
やグループの運営経費に助成金を充当するかたちでの応募も可能です(資金使途の妥当性
も含めて審査します)。
・市民科学にふさわしいかどうかの考え方は、 http://www.takagifund.org/about/citizenscience.html をよくお読み下さい。


●応募資格
・資格・年令等の制限はありません。一般の市民や市民グループも対象となります。
・なお、「初めて応募する方、および過去に一回、高木基金の助成を受けた方」からの応募を
「一般応募」、「過去に高木基金の助成を二回以上受けた方」からの応募を「継続応募」とし、
助成申込書の書式や、選考の手順を、一部区別していますのでご注意下さい。


●応募方法
・高木基金のウェブサイトから助成申込書をダウンロードし、必要事項を入力の上、出力した
書面を郵送して下さい。同時に入力済みの助成申込書を電子メールで高木基金事務局へ送信
して下さい。(書面の申込書を正本とし、電子メールのみの申込みは認めません)
・「一般応募」と「継続応募」では、助成申込書が異なりますので、ご注意下さい。