【海外事例76<書籍>】保護地域のための観光パートナーシップと利権のガイドライン:保護と開発のための持続可能な利益創出 2018年3月31日

生物多様性条約では、2004年より生物多様性と観光開発の分野に取り組み、2012年の締約国会議で、多くの国において、観光セクターは入場料等の料金、パートナーシップ、利権等を通して保護地域に資金を提供する最大の世界的な市場基盤の貢献者であるとした。生物多様性条約事務局が発足させた、観光と保護地域を扱う専門家グループ(IUCN-WPCA TAPAS)が担うプロジェクト「保護地域における観光パートナーシップと利権:成功のための協働」をまとめた。TAPASグループが、公園を管理する組織は観光業とパートナーシップを結ぶことのできる力を得て、利権や官民パートナーシップにより経済的・技術的に保護地域に貢献できるように、保護地域のための観光パートナーシップと権利について公表したガイドライン。

書籍情報

書籍名; 保護地域のための観光パートナーシップと利権のガイドライン: 保護と開発のための持続可能な利益創出
(原題 Guidelines for tourism partnerships and concessions for protected areas:Generating sustainable revenues for conservation and development)
発行元; IUCN
発行年; 2017年
著者; Anna Spenceley, Susan Snyman, and Paul F. J. Eagles
テーマ; 生物多様性



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