【海外事例75<書籍>】生態系保護インフラ・コミュニティ 学んだ教訓と実践のためのガイドライン 2018年3月31日

「生態系保護インフラ・コミュニティ(EPIC)」プロジェクトは、2012年から2017年に実施された生態系を活用したアプローチの利用促進により、コミュニティを災害と気候変動の悪影響から守るためのグローバル・イニシアチブ。ドイツ連邦環境・自然保護・建設・原子炉安全省(BMUB)が国際機構イニシアチブ(IKI)を通して資金援助し、アジア、アフリカ、南米の6か国の試験的地域で地球規模及び国家レベルで実施した報告。生態系を活用した防災減災が、生物多様性条約や国連気候変動枠組み条約のような主要な国際的枠組みで認められることも目指したもので、対象地域で、より効果的に気候変動に対応するために生態系を活かした防災減災への投資が必要であることを明らかにした。

書籍情報

書籍名;

生態系保護インフラ・コミュニティ 学んだ教訓と実践のためのガイドライン
(原題 Ecosystems protecting infrastructure and communities Lessons learned and guidelines for implementation)

発行元; IUCN
発行年; 2017年
編 者; Fabiola Monty, Radhika Murti, Sriyanie Miththapala and Camille Buyck
テーマ; 防災、気候変動、生態系



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