関東環境パートナーシップオフィス(関東EPO)では、環境保全活動等を行う団体の一般市民や企業等とのボランティアマッチングの促進を目的として、『環境ボランティアなび2018』(通称:環ボラなび)を発行しました。 環ボラなびには、関東ブロック内に拠点を置くNGO/NPO 50団体の環境ボランティア情報や、各地域の主な中間支援センターの情報が掲載されています。 今年度は、各団体の活動を、持続可能な開発目標(SDGs)によって整理し、その団体がアプローチしているゴールがどれかを可視化しました。 ぜひ、ダウンロードしてご覧ください。 |
コンセプト
渋谷から赤道直下まで、現場があなたを待っている
SDGs達成のために何をしたらいいんだろう?そんなあなたに、地域の課題解決に効く!人づくりのプログラム集をお届けします。
目的1:SDGsの視点で環境と社会のつながりを捉えなおす
SDGsの登場により、多くの企業の社会貢献活動(CSR活動)が変わりはじめています。しかし、実際にどのような活動を実施し、どのようなパートナーと組むか、悩むケースも少なくありません。今回、そのプログラムに参加することでSDGsのどのゴールの達成に貢献できるのかが分かるように団体の掲載内容をリニューアルしました。
目的2:ユースと環境活動の接点になる
社会に出る前にNPO活動に関わることは大変意義のあることですが、いざとなると、どんな団体に声をかけたらいいのか、どうしたらいいのか迷うのではないでしょうか。そんなユースの皆さんのガイドとして、各団体の情報を分かりやすく掲載しています。
目次
※クリックすると部分的にダウンロードできます。
コラム:環境保全の現場が企業に求めることとは?
今回、掲載団体のみなさまにご協力いただき、アンケートを実施しました。
その中で、「企業に対して求めることはなんですか?」という質問を設けたところ、以下のような回答となりました。
寄付や、資金援助はもちろん現場は必要としていますが、それと同様に、「課題解決の協働主体」を求めていることが分かります。
お金だけではなく、一緒に知恵を出し合って、地域の環境課題・社会課題を解決していくパートナーを求めているのです。
そうした意味で、「専門的スキル」「技術提供」も決して期待として低くないといえます。
また、意外とポイントが低かったのは、「作業などのマンパワー」への期待です。
関東EPOにお問い合わせいただく企業からのCSR活動のご相談の多くは、「環境保全のボランティアがしたい」という内容ですが、実はそのマッチングはなかなか難しいことが多いのが現状です。
植栽やゴミ拾いなど、人数が必要な活動ももちろんありますが、多くの活動には指導者が必要になります。
ケガや事故がないように、作業をする人達に気を配る責任が、受け入れ側のNPOにはあります。
そのことをご理解いただき、「ボランティアとして作業を手伝うのだから無償で」ということではなく、そこには費用が発生すること、受け入れ側の負担があることを知って頂くことも重要なことかもしれません。
関東EPOでは、引き続き、より良い形での企業と地域の協働体制作りを支援していきたいと思います。
お問い合わせ先
関東環境パートナーシップオフィス(関東EPO) 担当:高橋、山田
e-mail:kanto-epo@geoc.jp
TEL:03-3406-5180
URL:/kanto_epo