書籍案内

書 名 自由貿易はなぜ間違っているのか ~市民にとってのWTO~
投稿団体 アジア太平洋資料センター
価格 1,000円
著名・編集者 井上礼子、北沢洋子、稲場雅紀、佐久間智子
発行者 アジア太平洋資料センター
出版社 現代企画室
注文先電話 03-5209-3450
発行年月日 2003年02月18日
ISBNコード
サイズ
ページ数 108
入手
紹介文 新聞などでよく目にする「WTO(世界貿易機関)」とは何でしょうか? 農産物の関税やサービス貿易、知的所有権問題と、一見私たちとは何の関係もないように思えます。しかし、輸入品や国際取引、国際通信が当たり前になったいま、私たちの暮らしとWTOは密接にかかわっています。世界の貿易のしくみと、私たちの暮らしへの影響、そしてアメリカや日本をはじめとする「北」の国と途上国との関係について、わかりにくいWTOと世界経済の問題を、市民の立場から考えます。この一冊を読めば、WTOの全てがわかるブックレット。国際経済やグローバリゼーション、NGO活動などにご興味のある方におすすめです。また、学習会や講義のテキストとしてもご利用いただけます。



【もくじ】

●世界貿易機関(WTO)の何が問題か/井上礼子
●ドーハ会議から一年/北沢洋子
●「いのちの値段」とWTO:医薬品協議の行方/稲場雅紀
●WTOと日本政府の対応/佐久間智子
●GATS(サービス貿易に関する一般協定)とは何か


コラム■シアトルで何が起こったのか
コラム■シアトルのたたかい:1999年11月30日
コラム■シアトル閣僚会議の決裂
★資料 ストップ! GATSの攻撃/農業協定に関するWTO事務局長への声明/WTO設立協定/ドーハ閣僚宣言(骨子)/TRIPS協定と公衆の健康に関する宣言など