公募・キャンペーン

野焼き禁止の周知を国に求める賛同者募集

全国

野焼きと健康を考える会では、野焼きの原則禁止の周知徹底を国に求める賛同者・賛同団体を募集しています。

野焼きとは、ここでは家庭や事業者(農業含む)から排出されるゴミ(ビニール、紙、剪定枝、雑草、稲わら、籾殻など)を処理基準に満たない方法で野外で焼却処分することをいいます。

野焼きの煙にはPM2.5など多くの有害物質が含まれ、喘息、頭痛、吐き気、鼻炎などの健康被害をもたらし、喘息が悪化すれば救急搬送され、最悪死に至ることもあります。PM2.5は長期的な暴露で脳卒中や虚血性心疾患による死亡の原因になり、短期的暴露でも死亡率がわずかに上昇することが知られています。国連環境計画(UNEP)によれば、大気汚染に関連する病気や感染症で毎年約700万人が亡くなっており、大気汚染は気候変動とも密接に関連しています。

野焼きは公益上やむを得ない場合を除き法律で規制されているにもかかわらず、郊外では今でも自由に行われ、煙や悪臭の被害を役所に相談しても適切な指導が行われず、被害は相変わらず続いています。

野焼き問題の解決のためには、環境学、農学、医学、法学、政治など各界の英知を結集し、各省庁に訴えていく必要があります。
研究者、医師、弁護士、政治家などの専門知識をお持ちで、当会の活動に賛同頂けるかた、または環境や健康に関する活動をしている団体は、名前、職種、コメントを添えて下記までご連絡ください。

yakanaino@gmail.com 
野焼きと健康を考える会