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シンポジウム 震災復興と環境保護 〜福島県松川浦の事例から〜

北海道

シンポジウム 震災復興と環境保護 〜福島県松川浦の事例から〜

 震災から3年半、大きな撹乱だったにも関わらず、松川浦(福島県相馬市)では、生物の種類はほぼ戻ってきている状態です。被災地の海岸線の復旧工事も本格的になり、津波で壊滅した松林のあった砂州の一部を、かつてあった塩性湿地に戻して行こうという取り組みが進んでいます。これは他の被災地にはない動きです。
 一方、「いち早い復興」や「安全」の名の下に多くのものも消えていっています。私たちは次世代に何を残していくべきか、復興の現場の話から皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

●日 時:2014年11月24日(月・祝)13:30〜16:30
●会 場:台東区生涯学習センター301研修室(つくばエクスプレス線 ・浅草駅 徒歩約5分)
     【地図】http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/gakushu/syougaigakusyuucente/annaizu.html
●参加費:無料
●主 催:ラムサール・ネットワーク日本、はぜっ子倶楽部

《主なプログラム》
●東日本大震災が与えた植生と植物相への影響と復旧事業における湿地再生の取り組み
  黒沢高秀・福島大学教授(植物)
●津波が松川浦の干潟生物に及ぼした影響とその後の回復状況
  鈴木孝男・東北大学大学院助教(底生生物)
●松川浦の復興の中での環境保護
  新妻香織・はぜっ子倶楽部代表
●これからの復興について考えるフリーディスカッション

【お問い合わせ】
ラムサール・ネットワーク日本 TEL/FAX:03-3834-6566
電子メール:info☆ramnet-j.org (☆印は@に置き換えて入力)

※チラシPDFファイル
http://www.ramnet-j.org/file/20141124sympo.pdf
※このシンポジウムはラムサール・ネットワーク日本のエコトーンプロジェクトの一環として行うものです。