書 名 | 新型コロナが映す いのちの格差 ―公正な医療アクセスを求める世界の市民社会 | |
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投稿団体 | アジア太平洋資料センター |
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価格 | 2,000円 | |
著名・編集者 | アジア太平洋資料センター(PARC) | |
発行者 | アジア太平洋資料センター(PARC) | |
出版社 | ||
注文先電話 | 03-5209-3455 | |
発行年月日 | 2023年02月27日 | |
ISBNコード | ||
サイズ | ||
ページ数 | 0 | |
入手 | 団体に直接注文 | |
紹介文 |
2019年末から世界に広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。感染は先進国・途上国を問わず広がったが、その対応・対策としての検査・ワクチン・医薬品・医療アクセスは決して「平等」に行き渡らなかった。 そもそも途上国はHIV/エイズやマラリアなどの感染症に直面し、また基本的医療サービスや衛生的な水へのアクセス、食料の確保も不十分だ。例えばブラジルでは貧困層が住むファベーラ(スラム)で密集して暮らさざるを得ない人びとの間で感染が爆発した。 すでに存在する貧困や格差の上に起こったコロナ禍は、世界の経済システム、とりわけワクチンや医薬品にかかる知的財産権の問題を明らかにした。 これに対し、インド、南アフリカはじめ100カ国以上の政府が、コロナに関するワクチンや医療製品にかかる知的財産権を一時免除し、多くの国に供給できるよう世界貿易機関(WTO)に求めた。医療関係者やNGO、市民団体などがこれに呼応し、国際的な運動が一気に広がった。しかし、グローバル製薬企業の利益の側に立つ先進国は強く反対。激しい攻防が繰り広げられた。 なぜ「いのちの格差」が生じてしまうのか? その背景にある知的財産権の課題は、いのちよりも利潤追求が優先される経済システムの問題を映し出している。 すべての人が安全になるまで、誰も安全ではない――公正な医療アクセスは、未だ実現していない。 【企画・監修】 「新型コロナに対する公正な医療アクセスをすべての人に!」連絡会 【監督】 山口勝則 【制作】 特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC) 制作:特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC) 2023年/DVD/片面1層/カラー43分 本体価格:2,000円+税(図書館価格15,000円+税) ▼ご注文はこちらから http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/inochi.html NPO法人 アジア太平洋資料センター(PARC) http://www.parc-jp.org 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453 E-mail :office@parc-jp.org |