書籍案内

書 名 皇居の四季・花物語
投稿団体 国民公園協会
価格 1,575円
著名・編集者 平馬正
発行者 国民公園協会
出版社
注文先電話 03-3231-5509
発行年月日 2009年09月17日
ISBNコード
サイズ タテ21cm×ヨコ15cm
ページ数 151
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紹介文  皇居外苑、東御苑、北の丸公園など、皇居の四季折々の草花、花木220種余りの開花や紅葉などの見ごろと、天守台や城門など広大な江戸城の史跡を320点以上のカラー写真で徹底ガイドしたハンドブックが、2009年秋に講談社より刊行されました。皇居周辺の散策や自然観察に必携のカラフルで便利なガイドブックです。
 著者は日本庭園研究家の平馬正氏。長年にわたる宮内庁庭園課勤務の間に、東御苑、皇居外苑、北の丸公園などの植物、野鳥などの貴重な記録を写真に収め、それを集大成したのが本書です。
 「皇居外苑・外周」「皇居東御苑」「北の丸公園」の3部にわかれ、それぞれ春夏秋冬の各季節に見ごろを迎える草花と花木をカラー写真と丁寧な解説で紹介し、様々な植物の来歴や名前の由来も知識として身につく内容となっています。まさに皇居は「武蔵野の自然と江戸城の歴史に出会う都心の奇跡」といえるでしょう。

 昭和天皇のご発意により、武蔵野林を造ろうと昭和58年から造成が行われ、平成14年と2期にわたり多くの落葉樹や下草類が植えられて、雑木林が出来上がりました。都心にあって、これだけ大きな規模で、雑木林の四季の移り変わりと多くの野鳥たちの姿を自然観察できるのは、誠に貴重と言えます。自然の美しさや素晴らしさ、そして緑の重要性を一人でも多くの国民に体験してもらうことが、ご発意のお考えの中にあったように感じられます。
(本文【昭和天皇のご発意。二の丸武蔵野林】より)