イベント・セミナー

7/5(土) 開催 勉強会:ほんとに再エネ?~バイオマス発電の真実 in 北九州

福岡県

福岡県は今、輸入燃料によるバイオマス発電の量が国内で最も大きい県となり、ほとんどの発電所が北九州に集中しています。バイオマス発電は、「カーボンニュートラル」「環境に優しい」と推進され、再エネとしての補助金を得て急成長してきました。

しかし、実際には木材を燃やした際のCO2排出量は、石炭や天然ガスよりも多く、バイオマス発電は気候変動対策にはなりません。また日本のバイオマス発電の7割が、海外からの輸入燃料を使い、海外の燃料生産地では貴重な森林の伐採や生態系の破壊、加工場からの大気汚染や住民の健康被害が報告されています。

これらの課題にもかかわらず、バイオマス発電は、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)という制度の下、私たち消費者が払う「再エネ賦課金」によって、支えられてきました。

このセミナーでは、北九州の輸入バイオマス発電の現状と課題、海外の生産地で起きている問題をお話します。バイオマス発電は本当に再エネと呼べるのか、気候変動対策や地域のために有効なバイオマスエネルギーとは何か、一緒に考えたいと思います。

【日時】
2025年7月5日(土)15:00-16:30(最大延長30分)

【会場】
対面開催(オンラインでの配信はございません)

会場:KMMビル4階 第1会議室(福岡県北九州市小倉北区浅野2丁目14番1号)Googleマップ https://maps.app.goo.gl/ZcJkHDdy8SVSQzDs9

※小倉駅新幹線口(北口)から徒歩3分。ペディストリアンデッキを直進して左手です。

【参加費】
無料(事前申し込み推奨)

【お申し込みフォーム】
https://business.form-mailer.jp/fms/e477dcff202973

【プログラム】
- モデレーター:飯沼佐代子(地球・人間環境フォーラム)
- 発表① 「日本の輸入バイオマス発電と海外の環境・社会問題」:鈴嶋克太(地球・人間環境フォーラム)
- 発表② 「いいバイオマス、悪いバイオマス~より良い使い方とは?」:泊みゆき(NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク)
- コメント 環境問題に関心を寄せる地元の方からコメント
- 質疑応答