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OECC第7回橋本道夫記念シンポジウム 「日本の都市による国際社会への貢献の可能性」

東京都


「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)は、「気候変動と都市に関する特別報告書」を2027年当初に取りまとめ公表することとしており、本年3月には第1回執筆者会議が大阪市で開催されるなど、その作成プロセスが本格的に始動したところです。

我が国は、温暖化対策推進法の下で地方公共団体における取組が推進されるとともに、国際的にも、気候変動対策における途上国の都市との連携による「都市間連携事業」を含む様々な先進的取組が展開されてきました。このような我が国の都市における経験は、上述のIPCC「気候変動と都市に関する特別報告書」作成プロセスに貢献することが期待されています。

こうした観点から一般社団法人海外環境協力センター(OECC)は「日本の都市による国際社会への貢献の可能性」をテーマに、本年の第7回橋本道夫記念シンポジウムを(一社)イクレイ日本の協力を得て、TKP新橋カンファレンスセンター(千代田区内幸町1-3-1 幸ビル)にて2025年6月30日(月)15時より開催致します。
(登壇者やプログラムの詳細等は、OECCウェブサイト(https://www.oecc.or.jp/event/20250613/12220/)をご参照願います。)



<OECC橋本道夫記念シンポジウムについて>

橋本道夫先生(初代OECC理事長)は、我が国の公害環境行政の先導者として道を拓かれるとともに、国際環境政策の先駆けとして活躍され、今日の海外環境開発協力の礎を築かれました。OECCは2018年より、橋本先生のご功績をたたえるとともに、同先生の志を後世に引き継いでいくことを目的として、例年の総会のタイミングに合わせて「橋本道夫記念シンポジウム」を開催しています。

OECCはその時々の優先課題の中から選んだテーマについて、未来志向の議論を深めるとともに、海外環境開発協力に関心を有する幅広い関係者の皆様との連携を図ってまいります。