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おいしい未来をつくる輪読会『土と脂ーー微生物が回すフードシステム』

全国

◆おいしい未来をつくる輪読会について
みなさん、こんにちは!

持続可能な未来を一緒に考え、行動に移すために活動しているEarthful(アースフル)@earthful_japanが主催するおいしい未来をつくる輪読会のご案内です。

おいしい未来をつくる輪読会は、1冊の本を複数回に分けて読み進めながら、参加者同士で学びを深めていく読書会です。各回では、担当者が本の一部(1章ずつ)を要約して発表し、その内容をもとにディスカッションを行います。

本のテーマを多角的に捉え、それぞれの視点や気づきを共有し合うことで理解を深め、本から得た学びを自分自身の次のアクションにつなげていくことを目的としています。

輪読会は全10回で構成され、参加者は固定メンバーでの実施となります。継続的な対話を通じて、安心できる場づくりと、深い学びの共有を目指していきます。


◆課題本について
『土と脂――微生物が回すフードシステム』デイビッド・モントゴメリー&アン・ビクレー 著

人の健康は、健康な土なしには成り立たない――。
本書は、世界的ベストセラー『土と内臓』の著者コンビによる続編です。土壌と食、人間の身体を貫くつながりを、地質学・生物学・栄養学の視点から丁寧に紐解きます。

耕起や化学肥料によって疲弊した土壌が、どのように微生物の多様性を失い、それが植物や動物、そして私たち人間の健康にも影響を及ぼしているのか。その問いに向き合いながら、「土にいのちを、作物に栄養を取り戻す」ための道筋を探ります。

本書の中で語られる、植物の根が“体外の胃袋”として機能するという視点は、私たちの常識を覆すもの。さらに、ファイトケミカルやミネラル、脂肪の相乗効果、非菌根型菌類の働きなど、土と食をめぐる科学の最前線も豊富に紹介されます。

収量重視の農業が見落としてきた「栄養価のある作物」をどう育てるか。家畜の健康、消費者の満足、そして地球環境の持続可能性を同時に実現するにはどうすればいいのか。農業政策と医療政策の統合という視点から、未来の食と健康のビジョンを力強く示す一冊です。

400ページを超える重厚な一冊ですが、輪読会では参加者同士の対話を通じて、楽しく、深く学んでいきましょう!


◆読書会詳細
日時:2025年5月13日(火)より、毎週20:00~21:30(第2回は2週間後の5/27です)
スケジュールは下記をご覧ください。
課題本:『土と脂:微生物が回すフードシステム』デイビッド・モントゴメリー (著)、アン・ビクレー (著)、片岡夏実 (翻訳)、築地書館
人数:6名
方法:Zoom(オンライン)
参加費:無料(課題本のサマリーを順番で担当します)


◆輪読会スケジュール(全10回)
第1回:5/13(火)20:00~21:30
ガイダンス、自己紹介、課題本の割り振り決め
(課題本の概要紹介)


第2回:5/27(火)20:00~21:30
課題本:第1章・第2章


第3回:6/3(火)20:00~21:30
課題本:第3章・第4章


第4回:6/10(火)20:00~21:30
課題本:第5章・第6章


第5回:6/17(火)20:00~21:30
課題本:第7章・第8章


第6回:6/24(火)20:00~21:30
課題本:第9章・第10章


第7回:7/1(火)20:00~21:30
課題本:第11章・第12章


第8回:7/8(火)20:00~21:30
課題本:第13章・第14章


第9回:7/15(火)20:00~21:30
課題本:第15章・第16章


第10回:7/22(火)20:00~21:30
課題本:第17章・第18章+全体のふりかえり


◆参加資格
本を読んでこれる方
(ディスカッションを中心とするため、事前に本を読んできてください)
課題本のサマリーを一人3章ずつ担当できる方
(例:第1章と第7章と第13章)
課題本の割り振りについては、5/13の第1回で決めます。
主体的に参加し、ディスカッションを楽しめる方
多様な意見を尊重できる方
心理的安全性を担保するために、カメラオンで参加できる方
全9回中、6回以上出席できる方(もちろん全日参加できる人は歓迎です)

◆タイムスケジュール
20:00~20:10 チェックイン(10分)
20:10~20:25 発表①(15分)
20:25~20:45 ディスカッション(20分)
20:45~21:00 発表②(15分)
21:00~21:20 ディスカッション(20分)
21:20~21:30 チェックアウト(10分)
21:30~22:00 放課後タイム(自由参加)


おいしい未来をつくる輪読会に参加希望の方は、Peatixよりお申込みください。