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シンポジウム「身近な里山で何が起きている?~18年の市民調査で分かった里地里山の危機~」
全国
開催日
2025年1月25日(土)
募集期間
2024年12月10日(火)~2025年1月19日(日)
投稿団体
URL
全国の市民調査員の方々のご協力により実施している環境省事業「モニタリングサイト1000里地調査(以下、モニ1000里地調査)」。24年10月にこれまでの18年間の調査結果をとりまとめ、私たちにとって身近な存在であるスズメの急減など、里地里山の生物多様性に迫る危機を明らかにしました※。本シンポジウムでは、今回のとりまとめで分かった里地里山の変化や、里地調査の結果を活かした各地での保全の取り組みを紹介し、今後の里地里山生態系の保全のために何が必要かを考えます。多くの皆さんのご参加をお待ちしております!
※とりまとめ報告書の詳細はこちらからご覧になれます
https://www.nacsj.or.jp/media/2024/10/42010/
【概要】
日時:2025年1月25日(土)13:30~16:00
開催方法:オンライン会議システム「ZOOM」による開催
参加費: 無料
対象:モニ1000里地調査員のほか、どなたでも参加できます(要申込・定員280人)
※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます
【申込み】
以下のフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/w532Q8CYB2GLxMxG8
【申込み〆切】
2025年1月19日(日)
【プログラム】(敬称略)
〇オープニング
開会挨拶
環境省 生物多様性センター 高橋啓介
「モニタリングサイト1000とは?データでわかる日本の生物多様性の現状」
環境省 生物多様性センター 雨宮 俊
〇講演
「全国の市民調査で分かった里地里山の現状とデータを活用した保全の取り組み」
日本自然保護協会 藤田 卓
「里地里山生態系の衰退要因と、回復に向けた今後の取り組み」
大阪府立大学名誉教授 石井実
〇調査サイトの実例から
1)勝又紳一郎 (坂月川自然環境調査グループ(坂月川愛好会))<千葉県>
LEDライト設置後にヘイケボタルが減少した調査結果を明示し、関係者と調整のうえ、ホタルへの影響を減らす対策実施につなげた。
2)野田晃弘 (NPO法人蒲生野考現倶楽部)<滋賀県>
企業敷地内の重要湿地で調査を実施。希少種群生地に対する獣害防止策を、地権者や地域住民との協働により実現した。また地権者の企業も認識していなかった希少植物生育地を新たに発見してその保全につなげた。
〇総括・クロージング
※プログラムの間には質疑応答及び休憩を挟みます。
※発表タイトルや事例発表の順番は変更される場合がございます。
※当日の様子は録画し、モニ1000里地調査の各サイト及びシンポジウム参加申し込み者にご案内する予定です。参加者による録画や撮影はご遠慮ください。