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SDGs中間年に開かれたG7 〜広島サミットで語られなかったこと〜

全国

5月に行われたG7広島サミット。サミットに向けて、エンゲージメントグループである「Civil 7(C7)」、「Women 7(W7)」、「Pride 7(P7)」は、G7に対して政策対話や提言を行いました。

G7が世界のGDPに占める割合は4割、世界の人口に占めるG7の割合は約1割と、G7で決定された政策枠組みは大きな意味を持っています。

広島でサミットが開催された今年はSDGs中間年であり、次回の日本での開催は、SDGs達成期限となる2030年となります。エンゲージメントグループでは、SDGsが描く「誰一人取り残さない」という強い決意のもとで、持続可能な未来のあり方について、提言を行ってきました。そしてその提言がどれほど達成されたのか、次回の日本での開催まで継続して監視、評価することとなります。

各グループを牽引したメンバーを迎え、「続く未来」を創造するために、G7が果たすべき責任と取り組み、市民社会の関りのあり方を議論し、ここからの一歩をどう踏み出すべきか、共に考えます。

【C7、W7、P7について】
G7の議論に対し、様々なステークホルダーが自分たちの課題を反映させるために活動しており、それらのいくつかは「エンゲージメントグループ」と呼ばれます。C7、W7は、G7開催国の市民社会が中心となってグローバルサウスの市民社会とも協働し、G7に向けて提言活動を行ってきました。今年は、SOGIESCの当時者の方たちが中心となり、P7を立ち上げるという画期的な動きがありました。

・G7市民社会コアリション2023(共同事務局:JANIC / SDGs市民社会ネットワーク)
・W7 Japan(事務局:SDGs市民社会ネットワーク ジェンダーユニット)
・P7 日本実行委員会